先週買ったCD #109:2022/11/14-2022/11/20

2022/11/14: ヤフオク
Black Sabbath 「Live At Last」 \1420
 
2022/11/15: www.amazon.co.jp
Throwing Muses 「The Curse」 \139
 
2022/11/16: tower.jp
Rina Sawayama 「Hold The Girl」 \2750
Larkin Poe 「Blood Harmony」 \2750
Weezer 「Christmas with Weezer」 \1500
Arctic Monkeys 「The Car」 \2640
Can 「Live In Cuxhaven 1976」 \2640
 
2022/11/16: diskunion.net
Descendents 「Liveage !」 \1200
Descendents 「Hallraker Live!」 \1300
DJ Shadow & Cut Chemist 「Brain Freeze」 \1092
Randy Newman 「Ragtime」 \1426
 
2022/11/17: www.amazon.co.jp
Chris Robinson Band 「Barefoot In The Head」 \1516
(Soundtracks) 「Grand Budapest Hotel」 \2006
Orchestral Manoeuvers in the Dark 「Orchestral Manoeuvers in the Dark」 \1189
 
2022/11/17: diskunion.net
Full Moon 「Full Moon Live」 \2200
 
2022/11/18: www.hmv.co.jp
The Pogues 「The BBC Sessions 1984-86」 \2147
Sick Of It All 「Bread, Sweatm And No Tears」 \396
Pennywise 「Full Circle」 \99
The Vines 「Highly Evoleved」 \297
 
2022/11/18: diskunion.net
斉藤和義 「斎藤 ”弾き語り” 和義 ライブツアー 2009 >> 2010 十二月 in 大阪城ホール ~月が昇れば 弾き語る~」 \1100
Otis Clay 「Live」 \4650
KMFDM 「Rocks: Milestones Reload」 \780
 
2022/11/18: www.amazon.co.jp
(Soundtracks) 「The Shape of Water」 \1400
 
2022/11/20: DiskUnion 名古屋店
Rancid 「... And Out Come The Wolves」 \432
Roberta Flack 「Let It Be Loberta」 \882
(Soundtacks) 「風花」 \522
 
2022/11/20: diskunion.net
Blue 「Think Tank」 \2200
Sick Of It All 「Just Look Around」 \465
Cassandra Wilson 「Live」 \659
Curtis Mayfield 「Curtis」 \580
 
2022/11/20: www.amazon.co.jp
John Fahey 「The New Possibility」 \2261
 
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Weezer 「Christmas with Weezer
 
毎年この時期になるとクリスマス・アルバムが発売される。
山下達郎の”クリスマス・イブ”も2022年バージョンのパッケージが。
 
自分の iPhone を見てみたら、入れていたクリスマス・アルバムが
マライア・キャリー / ルシンダ・ウィリアムズ / サラ・マクラクラン / エイミー・マン / She & Him / NRBQ など。
フィル・スペクター一派によるものや
ヴィンス・ガラルディによる『スヌーピー』のサントラのクリスマス・アルバムも外せない。
コンピレーションもスターバックスの、無印良品の、
昔よく見かけたキース・へリングのイラストがジャケットになった
「A Very Special Christmas」のシリーズ、
「Free Soul」や「Quiet Corner」のシリーズなど、
一年中クリスマスでもいいぐらいにたくさん入っていた。
 
iPhone には入れてなかったけど、
スフィアン・スティーヴンスや Booker T & MG's のクリスマス・アルバムも持っていた。
今思い出せないだけで、CDラックにはもっとあるんじゃないかと思う。
 
もうこの年になるとクリスマスにワクワクするということもない。
酒のつまみがケンタッキー・フライドチキンになるかスーパーのローストチキンになるというだけ。
妻にプレゼントを買って、というか欲しがったものを買って、僕も欲しいものを買ってもらう。
 
でも、なんか、iPhone にクリスマス・アルバムを入れていると
懐になんか温かいものを忍ばせているみたいでいい。
聞くかどうかで言うと、12月にこれらのアルバムのうち3枚も聞けばいいほうか。
毎日繰り返し聞くなんてことはしない。
ほのかに湧いた気持ちが、すり減ってしまうからか。
 
あの Weezer のクリスマス・アルバムが出た。
今年は春、夏、秋と季節ごとの EP を出してきたけど、その締めくくりか。
"We Wish You a Merry Christmas" や "Silent Night" など定番をカバーしている。
NRBQだとバーバンド風だし、ヴィンス・ガラルディだとジャズ。
誰もが知っている歌が工夫を凝らしたアレンジで聞けるというのがクリスマス・アルバムも醍醐味か。
 
そういえば Weezer は今年結成30年か。
悩んだ時期も多々ありつつ、
ヴォーカル・ギターのリヴァース・クオモハーバード大宅での学業に専念した時期もありつつ、
気が付けば30年選手。
本人たちもまさかこんな長く続くとは思ってなかったのでは。
悩める若者たちの無垢な心を鷲掴みにしながら、爆音で鳴らされるキラキラしたパワーポップ
ああ、確かにそれはクリスマスも合うだろうな。
 
Weezer のアルバムは3枚目以後、どれ聞いても同じ。
スピッツか、Weezer か。
どちらも一緒ぐらい長くバンドをやっている。
もちろん、いつも同じことをやってたら長く続かない。
毎年どんどん変化しながら、世の中に合わせて自らのイメージを一定のものに保ち続けている。
それはそれでとてつもないセンスと力量が求められる。
 
特別なのはやっぱ1作目のブルーアルバムかなあ。
1曲目の”My Name Is Jonas” のイントロを、リバース・クオモの声を聞くと今も胸が熱くなる。
僕の世代でそういう人、多いのではないか。
2作目の「Pinkerton」も捨てがたいが、全曲かけがえのないの心の中の金字塔は1作目。
 
2002年のサマソニで一度だけ Weezer を見たことがある。
土曜、休日出勤していたら後輩の子がサマソニに今から行かないかと。
そうだ、Guns'N Roses がトリだった、だったら見たいとその気になった。
日本橋からはるばる幕張まで電車を乗って行った。
それぞれ目当てのものが違ったのでその子とは幕張メッセに向かう途中で別れた。
夕方近くで、トリのひとつ前が  Weezer だった。
リバース・クオモは黒いスーツに黒のサングラスだった。
とても暑い日で、どの曲を演奏したのかは全く覚えていない。
 
Weezer ってライヴアルバムやベストアルバムがないんですよね。
おそらく解散するまでその手のものは一切出さないと心に決めているのでは。
 
付記。
鬼才ギタリスト、ジョン・ファーヘイがアコースティック・ギターでクリスマスの名曲を奏でる、
というのも続けて買ってみた。
”Joy To The World” ”Oh Holy Night” ”White Christmas”
後にジム・オルークらとノイズ寄りのアルバムを出したりもしていたけど、ここでは優しい音。
暖炉の前で聞いているかのような。
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