先週買ったCD #111:2022/11/28-2022/12/04

2022/11/28: メルカリ
Little Feat 「Electrif Lycanthrope Live At Ultra-Sonic Stuios, 1974」 \3350
 
2022/11/28: www.amazon.co.jp
KMFDM featuring PIG 「Sturm & Drang Tour 2002」 \2509
 
2022/11/29: www.hmv.co.jp
Humbert Humbert 「丈夫な私たち」 \4950
The Cure 「Wish 30th Anniversary Deluxe Edition」 \5280
JOni Mitchell 「The Asylum Albums (1972-1975)」 \7808
Cosey Fanni Tutti 「Delia Derbyshire: The Myths And The Legendary Tapes」 \2557
Rush 「Moving Pictures: Deluxe Edition (3CD)」 \3300
 
2022/12/01: www.hmv.co.jp
Harr y Styles 「Harry's Hoouse」 (\2640)
HMVのポイントで
 
2022/12/01: diskunion.net
Fleetwoodmac 「Bare Trees」 \5750
 
2022/12/02: www.hmv.co.jp
June Tabor 「Airs and Graces」 \2429
(Soundtracks) 「Saturday Night Fever」 \2125
 
2022/12/02: diskunion.net
Japan 「Quiet Life」 \3500
Ian Mcculloch 「Mysterioso Deluxe 2CD Edition」 \1700
 
2022/12/03: BOOKOFF 朝霞台駅前店
キュウソネコカミ 「-THE LIVE」 \550
布袋寅泰 「GUITARHYTHM active tour '91-'92」 \330
Ponta Box 「Ponta Box II Desert in the Desert」 \693
NIghtnoise 「island of hope and tears」 \690
Jacques Tati 「Les Remixes De Mn Untel」 \792
 
2022/12/03: BOOKOFF 国立駅南口店
新井英一 「ブルースを唄おう」 \550
Prong 「Whose Fist Is This Anyway」 \990
George Clinton & The P-Funk All Stars 「Plush Funk」 \792
Lui 「Lui」 \693
Janis Ian 「Fork Is The New Black」 \990
The Cranberries 「Everybody Else IS Doing It So Why Can't We? (The Complete Sessions 1991-1993)」 \990
(V.A. Talkin' Loud) 「The Rebirth of Cool」 \693
 
2022/12/03: www.hmv.co.jp
Tom Petty & The Heartbreakers 「Live at the Fillmore」 \4498
Prince 「Chameleon」 \22855
(V.A.) 「FAC51 The Hacienda 1982」 \6437
 
2022/12/04: diskunion.net
Tom Waits & Crystal Gayle 「One From The Heart」 \1300
Curlew 「Live In Berlin」 \680
 
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Harry Styles 「Harry’s House」
 
金曜の夜は(寝落ちしてなければ)
BS朝日でやってる小林克也の『ベストヒットUSA』を見る。
その時話題のアーティストの曲のビデオクリップを紹介して、
20位から1位までのランキング情報を挟んで、
話題のアーティストをもう一組か過去の懐かしいアーティストを紹介する。
残念なことに『タモリ倶楽部』が始まってしまうので
20曲のカウントダウンが終わってCMが入るとそこでチャンネルを変えることになる。
 
このランキングが面白くて、
ああ、アメリカではこういう曲が今流行ってんだと酒を飲みながら
何とはなしに眺めるのが楽しい。
ドージャ・キャット、ザ・ウィークエンド、ポスト・マローン……
うわー、この曲まだ1位なんだ! 強いなあ、とか。
最近の珍事だとケイト・ブッシュの ”Running Up The Hill” が
Netflix のドラマで使われたことをきっかけにまさかのリバイバルヒット。
きれいなピカピカの最新のクリップの合間に
画質がかなり落ちた80年代の古めかしいのが挟まるのが痛快だった。
 
人気の曲は5週といわず10週ぐらいはランクインする。
それで毎週見ているうちに買いたくなることもある。
最近だと半年ぐらい前にヒットしたゲイルの ”abcdefu” がいいなと思って、
「A Study of the Human Experience Volume One」(2022)を買った。
 
今回のハリー・スタイルズもそう。
春ぐらいから毎週2・3曲がランクインしている。
”As It Was” ”Late Night Talking” ”Music For A Sushi Restaurant”
どの曲もいい意味で軽くて明るい、良質のポップミュージック。
何の屈託もなく、気軽に聞くことができる。
擦り込まれ、これ、いいなと思うようになって結局買ってしまった。
発売されてから半年ぐらいかかったけど。
 
ハリー・スタイルズは One Direction というアイドルグループに所属していた。
グループの名前は何となく知ってはいたけど、取り立てて興味を持つことはなかった。
イギリスのオーディション番組で落選したメンバーを集めて、だったような。
このパターン興味深くて、
途中敗退の何人かを集めてつくったアイドルグループが大ヒットして(モー娘。もそうか)、
そこから抜けてソロで大ブレイク。
Fifth Harmony を脱退したカミラ・カベロなんかもそうですね。
トップになるルートは、オーディション番組で優勝するだけではない。
 
改めてアルバムを聴く。
ベース、パーカッション、シンセ主体のミニマルなファンク。
押し付けがましくない、程よい距離を保ったポップミュージック。
聞いていて心地よい。
だけど、それまでにはないこの時代の新しいスタイルを切り拓いているということもわかる。
例えば、1986年の Prince 「Parade」 (1986)やGenesis 「Inbisible Touch」のように
その時代の実験的なポップミュージックの極点となるアルバムがある。
有無を言わせないポップの権化としての圧倒的な存在を放つ。
それらの名作に匹敵すると思う。
 
今のところ、今年No.1のアルバムはこれかな。