白鵬、阿武松、明瀬山

昨日、NHK大相撲中継を見ていた妻から聞く。
昨日の解説は宮城野親方(元白鵬)で、こんな名言が。
 
「自分は十分備えたと思っていても、相手が十二分だったら勝てないのです」
 
ハッとさせられた。
また聞きだったのでもっと違う言い方だったかもしれないが……
 
そうだよな。
これでいい、十分やったと思うのは自由だが、それは自己満足にすぎない。
上には上がいる。
これでいい、と思わず、絶えず上を目指さないといけない。
勝負の世界に、競技の世界に、これで十分というものはない。
 
こういう心構えがあったからこそ、白鵬はあの圧倒的な強さを保てたのだろう。
宮城野親方の解説は一力士として、一アスリートとしての
身体論、精神論に対する深い洞察があっていつもうならされる。
 
解説でいうと鶴竜もいいですね。
白鵬ほどテクニカルではないけど、一つ一つの発言に深みがある。重みがある。
モンゴルから来て逆境を耐え忍んで這い上がってきた強さ、
その裏返しの優しさなのだろうか。
 
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それはそうと今場所は阿武松の調子がいいですね。
中里町のスーパーは毎日のようにポイント3倍でいいな。
一人大関となった貴景勝にも頑張ってほしいが、
明日はその貴景勝阿武松となった。2敗同士。ここで組まれるか。
 
今日は明瀬山も買って、今場所は勝ち越し。
あともう一勝してほしいな。
番付を上げて、来場所も勝ち越して、十両復帰となりますように。