札幌出張:土日編(その2)

土曜のこと。
「喜来登」で昼を食べた後。
 
狸小路を出たところのいつものブックオフへ。
重くならないように4冊だけ仕入れ。
CDも高くないのを4枚。
Epic Soundtracks や Laura Allan  の国内盤など。
さきほど並んでる間に『十二月の十日』を読み終えて、
いとうせいこう『想像ラジオ』を110円コーナーで買う。
15時過ぎ。後はホテルでゆっくりしようと地下鉄に乗る。
『想像ラジオ』を読み始める。
新さっぽろに着いてスーパーで缶チューハイを買った。
 
部屋に戻ってきて会社のノートPCを立ち上げ、出張費精算の作業を途中まで。
17時を過ぎて部屋を出る。
向かいの駅ビルに早めの夜を食べに行く。
思っていたよりもかなり駅ビルが充実していた。
高いビルにできない分、地下3階にまで飲食店街があった。
札幌市の中心部、大通りまで20分なら僕ならここに住むが、と思う。
でも依然聞いた話ではそれは東京の感覚であって、札幌の人はもっと近くに住みたいのだという。
数日後、11月30日には新しい、もっとおしゃれな商業施設もオープンする。
ここが札幌の再開発地区の最先端なのだろうか。
1972年の札幌オリンピックの時に新興住宅地としてつくられて、50年。
1サイクル回って再開発のタイミングが回ってきたようだ。
 
その地下3階の「醤油屋本店」という店に入った。
食べログ新さっぽろ駅周辺で探したらここが一番点数が高かったという安易な理由。
駄菓子屋風の雰囲気でメニューは給食風。
セットメニューが小学2年生だとラスカレーがついて小学6年生だと大きな肉おにぎりとラムネがつく。
僕は二代目醤油らーめんのちゃーしゅーめんにした。バラとロースの2種類が入っている。
そこに味玉を追加。
味噌ラーメンはメニューになし。
運ばれてきたのは古き良き昭和のラーメン。
でもなんか甘い。ダシと醤油の味だけではなく、優しさのようなものが甘みとなって加わっていた。
確かにここのラーメンはおいしいと思った。
 
コンビニで缶チューハイとロックアイス、つまみのポテチを買い足してホテルに戻る。
19時前。地下のスパに入りにいった。
温泉ではない。ジェットバスがいくつか。なぜか大半がぬるめ。
ゆっくり入って疲れをいやしてほしいということか。
サウナが苦手な僕にはミストサウナがちょうどよかった。
 
上ってきて部屋で SAPPORO CLASSIC を飲みながら『想像ラジオ』の続きを読んだ。
20時半、再度地下のスパへ。
21時以後は混んでますよと聞いていたが、その通りだった。
2時間前の倍か。家族旅行なのか、小学生、中学生が増えたように思う。
ミストサウナも順番待ち。
慌ただしくいくつかジェットバスに入って上がってくる。
エレベーターもこの時間帯チェックインが立て込むのか1階でたくさん乗り込んでくる。
海外の観光客も多かった。
 
昼のブックオフで買ってきたCDの解説を読んだり、
みうらじゅん『人生エロエロ』の続きを読む(この本、一気に読むのが難しい)。
静かで周りの物音は何も聞こえず。
そのうちに寝落ち。
目が覚めてもう一本缶チューハイを飲む。
午前0時には寝た。
 
---
日曜。何度か目が覚めて6時半起き。
部屋の浴槽にお湯を溜めて入る。
スーツに着替えて地下のスパのラウンジで朝食。
朝はスパに入れないと思っていたが、宿泊者は利用できた。
しまった。風呂に入ったのちにそのまま朝食なんてそうそうないだろう。
僕以外皆、館内着だった。
 
朝食は和食と中華粥を選ぶことができる。
僕は中華粥にした。
副菜と野菜、ドリンク類はビュッフェ方式。
麻婆豆腐、ローストオニオン、蒸したインカの目覚めなど。
中華粥に麻婆豆腐をかけて食べた。
 
ホットコーヒーをテイクアウトして戻ってくる。
身支度を整えながらこころ旅の再放送2本。
見終わってチェックアウト。
9時前に駅前のタクシー乗り場に集合。