札幌出張:土日編(その1)

土日一泊の札幌出張。
日曜に新さっぽろで今参画しているPJを地域の方々にアピールするイベントがあって。
それが日曜の朝からなので前の日から移動、新札幌に宿泊。
そのまま札幌に滞在して仕事でもよかったんだけど、
金曜に札幌での大事な会議があってそれまでずっといるのもしんどいと
一度帰って水曜から二泊三日でまた来ることにした。
 
10月にも一度出張で来たが、あのころはまだ「暑か」った。
今回は寒波襲来で最高気温もマイナスだという。
雪が降って滑ってはいけないから
23日の祝日には雪仕様の靴底の革靴を買いに行った。
 
9時ちょうどの新千歳空港行き。
6時に起きて7時前に家を出ても十分間に合うが、
5時半に目が覚めてスーツを着て6時過ぎに家を出た。
起きた時には暗かったのが家を出るころには空が白くなりかけている。
駅に着くころにはだいぶ明けた。
 
『十二月の十日』の続きを読む。
大門で乗り換え。時間があって京成線にした。
泉岳寺かその先か。
途中から大きなスーツケースの観光客の集団が乗ってきた。
それぞれ同じツアーというのではないようだ。
羽田から韓国に戻るのか。
第三ターミナルでごそっと下りた。
 
8時過ぎに空港に着いた。
早々に保安検査場を抜ける。
機体整備遅れで25分ほどの遅れだという。
満席か。なぜか周りは若いカップルが多かった。
 
そのまま25分遅れで新千歳空港に到着。
11時近く。
機内アナウンスで外の気温は-1℃と知る。
 
窓の外は快晴、しかし雪が薄く積もっている。
新札幌で下りてその近くの高層ホテルへ。
普段なら1万5,000円ぐらいするはずが、
何かのセールで1万円を切っていたのでこの機会に泊まってみることにした。
地下にはスパもあるという。
荷物を預けるだけのつもりでフロントに行ったらチェックインできるというのでそのまま部屋へ。
広くて感じの良い部屋だった。
 
荷物を置いて地下鉄の駅に戻る。
東西線に乗って大通へ。
始発の駅だから座って行けるのがいい。
 
20分もかからなかったか。
ポールタウンの地下街を歩いて狸小路のアーケード街に出る。
来る途中の飛行機の中でこの界隈の味噌ラーメンの店を探して、気になった
「喜来登」(きらいと)に行ってみる。
店の前に着くと20人ぐらい待っていた。
気温の下がった日に並ぶのはつらいが、
今後の出張で気兼ねなく行列に並べるのも今日ぐらいかと並んでみる。
ラーメンなので回転がよいのでは、と思うもそうではないようだ。
 
だいたい40分外で待って、10分中で待って、席に着いてから10分待ったか。
でも待つ甲斐があるぐらいうまかった。
メニューは味噌、塩、醤油とその大盛しかない。
トッピングの類は無し。
ネギが山盛り。ひき肉の塊がゴロゴロ、他もやしなど。
スープに澄んだ深みがあって、あっさりしている。こってりしていない。
ネギもスープに浸すとちょうどよく崩れていって面と一緒に食べていくとむしろ少ない。
ひき肉もあえて言うなら無垢な味わい。
これら具材とメンとスープのバランスがよかった。
絶品だと思う。