杉並区には床屋が何軒存在するか?

昨日は遅くまで飲んでいた。
日本橋で会社を辞めた先輩・同期・後輩の女性たちと飲んだ後、
(↑最初はモンゴルの薬膳火鍋の店で、次に入ったのは日本橋にオフィスがあった頃によく行った地下の店)
合流した先輩と阿佐ヶ谷に移動して、ロックバーのような店で2人で飲んだ。
トボトボと一駅分歩いて天沼陸橋を渡って部屋に戻ってきたら3時を超えていた。


雨の音で目が覚める。昼近く。
焼きうどんを作って食べたらまた眠くなる。
何もする気になれず、何かしなくちゃいけないこともなく、昼寝。
夕方まで眠る。
今週は大事な打ち合わせばっかりで疲れてたから、まあ仕方がない。
起き上がったところでやる気ゼロ。

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せっかくの土日、せめて何かしようと床屋に髪を切りに行く。
1時間かかる。
髪を切って、シャンプーをして、顔を剃って、髪型を整えて、
僕に限らずだいたい1時間必要とする。


台の上に座って鋏を入れられている間、ふと、こんなことを思う。
9時から19時まで営業してるとして、1時間休憩するとしたら、
1日に9人しか相手にできないのか。
顔を剃るだけの時間のかからないお客さんもいたりするから、10人ぐらいとなるか。
案外少ないもんだ。
1日に20人か30人は相手にしてんじゃないかとこれまではなんとなく思ってきたが、
そんなにさばいていたら身がもたないよな。


土日は混むから多くなって、平日は少なくなる。平均して10人とする。
1ヶ月に25日営業するとして、250人。年間に延べ4000人。
(4000人となると多いような気もしてくる)


ここの床屋では一通りのことをして¥3,800円。
となると1人1日にして¥38,000円稼ぐことになる。
この売り上げは多いか少ないか。
同じように25×12で、年間¥11,400,000円。
この金額って世間一般的にどうなんだろうな。
年間1140万円稼ぎますっていったらかなりのもんか。
1日10人しか客を相手にしないとしても、
床屋業界は十分やっていけるようになっている。


まあこの額はあくまで売り上げであって、
設備投資や消耗品の交換とかで出費もそれなりにあるだろうし、
それを差し引いて店としての年収がどれぐらいになるかって考えてみると
あんまりたいした額にはならなさそう。
1つの店で1人で切ってるのではなくて、
夫婦だったり友人同士だったりで数人の美容師がいるのはこういうのが理由となるか。

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別なことを考える。
荻窪界隈には床屋や美容室がやたらと多い。他の町よりも多いのではないか?
都内のあちこちにあるような有名な店もあれば個人が独立して構えた店もある。
若者向けのおしゃれな造りの店もあれば、一線を退いて細々と開いてるような店もある。


荻窪とされる地域の人口は分からないが、杉並区の人口は約50万人だと聞いたことがある。


計算してみる。
同じように1人1日10人相手にするという前提。


・杉並区の人は月に1度必ず、床屋なり美容室なりどちらかに行くとする。
・1つの店には切る人が2人いるとする。→ 1日に20人のお客さんを取ることになる。
・月に25日営業しているとする。→ 1ヶ月に500人分の髪を切ることになる。


となると、50万人を500で割ると、
杉並区には1000軒の床屋か美容室が必要ってことになる。
・・・多すぎ。どっかで計算がおかしいのかなあ?
(僕の中では100軒あれば十分なイメージ)


実は「多い」ってことはなくて、実際これだけの数を必要としていて、
あちこちに分散して1000軒あるのかもしれない。
どうなんだろう?

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