今年はメキシコに行きます(その1)

超短期間のハードなプロジェクトもスケジュール通りに無事カットオーバし、現在安定稼動中。
1週間の連続休暇を取れることになる。9月頭の週。
遅めの夏休みって感じ。こんな時期に取れるのは入社1年目以来か。
どこに行こう?もちろん、海外に行きたい。
今年どうしても行きたかったのは南米。特にペルー。
ベタだけどマチュピチュの古代遺跡、富士山頂上よりも標高の高い場所にあるチチカカ湖
世界遺産の街クスコ、そしてセスナに乗ってナスカの地上絵。
これを1人であちこち回るのは大変なのでツアーで行こうと思った。
団体のツアーに紛れ込んでお気楽に。添乗員の案内の元、なすがままに観光スポット到着。
1人旅なんて疲れるだけなので今年はもういい、なんて考える。


休みが決まったのが先週の金曜。その前から各社の主催するツアーの比較を熱心に行い、
どうもHISのが一番コストパフォーマンスがいいという結論に至る。
どの旅行会社も7日〜9日ぐらいのツアーを提供している。
7日間だと、ナスカの地上絵がオプションだったり、チチカカ湖がなかったりする。
HISのは上の4箇所をきちんと押さえていて、なおかつ日本語の添乗員つきで一番安い。


電話して聞く前に、会社の後輩C嬢の友人Y嬢がHISで働いていたことを思い出す。
以前テニスをしたことがある。
(そのときのことをかなり初期の日記にも書いている。「ゆで卵3個」というやつ)
C嬢に最初連絡を取ってもらって、そこから先はY嬢と直接やりとりをする。
「9/3(土)からなんですけど、まだ申し込みできますか?」
すぐにも回答が返ってくる。・・・が、既に満席。キャンセル待ち。
他の旅行会社ので行けるのがないか、探してもらうことにする。昼に電話して夕方まで待つ。

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ペルーでなければどこにしようか?
日本からツアーで行ける南米としては、まずはブラジル。
でもこれもツアーだと手軽なものはなくて、最短8日間のものだと
イグアスの滝リオデジャネイロサンパウロ、アルゼンチンに渡ってブエノスアイレスと回って終わり。
アマゾン川を遡って行くとかそういうのをやりたいとなると10日間以上のコースとなってしまう。
これはどこの旅行会社もだいたい一緒。


小さな旅行会社ではガラパゴス諸島クルーズを提供しているところもある。
エクアドルの首都キトや最大の都市グアヤキルまではアメリカ経由で飛行機で行って
国内線に乗り換えて、クルーズ船に乗り込む。
独特な進化を遂げ、不思議な生態系を持つ生き物たち、
イグアナやゾウガメがのっそりと歩いているのを観察。
何よりもクルーズってのがバカンスっぽくていい。
でもこういうのってそもそも値段が高いし、一人で行くのもかなり「なんだなあ」というところ。


同じようにイースター島。クルーズ系ツアーが結構ある。
モアイ見たいですよね!
でもこれも高い・・・。しかも、長期間。最低でも8日間。
モアイだけ見て帰ってくるようなのはないんですね。
どうもハネムーン向けが多いようだ。
しかもタヒチと抱き合わせが多い。
なんでタヒチ?と思って世界地図を見てみると割と近いことがわかる。
イースター島だけでも8日間、タヒチだけでも8日間、
イースター島タヒチを組み合わせても8日間、
なんかこういうのが多い。あるいは9日間。
なんなのだろう?飛行機の関係なのだろうか?
タヒチ行ってみたくて仕方ないんだけど、高いわ期間が長いわで手が出ない。
ゴーギャンゆかりの地を回って6日で帰ってくるようなものはないのか?
2泊ぐらいして終わりみたいなやつ。
そういうのが無いってことはたぶん割に合わないんだろうな。何かと。


グアテマラコスタリカも行こうと思えば行ける。
グアテマラにてマヤ遺跡ゆかりの地を訪ねる。コスタリカ大自然に触れる。
でも、これもまずペルーやブラジルを見るのが先なのではないか?と思う。

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そんなこんなでY嬢からの結果報告を電話で聞いてみると、
どこの旅行会社もペルー関係のツアーは満席になっているか、既に締め切っているという。
さすがに2週間前ではどこもダメか。
探せばまだ一応あるんだけど、
ガイドが英語だったり、ガイドすらいなかったり、
1人参加代金が10万円を越すとかで総額50万円になったり。
・・・諦める。
ブラジルで探してもらっても同じようなものなんだろうなと考える。


さて、どうしよう?
メキシコだとどうだろうか。ふと思いつく。
メキシコシティ滞在で5日間とか6日間というツアーは結構ポピュラーなもののようだ。
ペルーやブラジルのあちこちを回るような周遊型だと手配の大変さの関係上
募集人数も限られてくるのだろうが、
一都市滞在型だと航空券とホテルだけみたいなものなので募集人数の上限は無く、
なおかつ割と直前でもOKなのではないか?


そんなことを考えながら、Y嬢のいる新宿の非常に大きなHISへと向かう。
(続く)