メキシコ(9/3)その1 じゃあ行ってくるよ

これまでずっと暇で定時で帰っていたのに、
一昨日の夜から昨日にかけてなぜか障害が多発。
その対応で遅くなる。久々の残業。
つうか他の人たちは終電まで行っちゃいそうな雰囲気だったのを
僕1人だけ先に帰らせてもらった。


家に帰ってきて、出発の準備をする。
基本的なものはもうほとんど済んでいる。
ノートPCで海外ローミングを行うためのソフトを立ち上げてみたり、、
FOMAの提供している、海外でも使えますというサービス
「World Wing」に加入しているかどうかの確認を行う。
どちらも保険。たぶん使うことはない。
ノートPCノ海外ローミングはホテルに寄るなあ使えるかどうかは。
上海・ノルウェーでは使えたけど、モロッコではどこ行ってもダメ。
メキシコシティって微妙だな。
旅行中インターネットはできないことを前提に考える。


右足首の水脹れはきれいに消えてなくなる。
木曜の夜、劇的にしぼんでいった。
日焼け−火傷の跡が残って肌がどぎつく赤に黄色に染まっているぐらいとなる。
(処方してもらったローションのせいか、塗った部分の毛が抜け落ちて肌がつるつるしている)
背中や腕の皮が向けて今、ボロボロと剥げ落ちている状態。
昨日は会社で皮をむきっぱなし。無意識のうちにやってる。
僕が移動する先々で皮膚の破片が落ちていて、汚らしいことこの上ない。

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7時に起きる。荷造りし直す。
35リットルの大きなリュックを買ったというのに、それもいっぱいになる。
この分だと帰りに荷物が増えていると結構やばい。どうしたもんか。
捨てられるものは捨ててこないとな。


使い捨てトランクスというのを履いてみる。
色は真っ白。弱々しい生地。これはかっこ悪い。人に見られたくないなあ。


今回はカーゴパンツをはいていって
右太股のポケットには無印良品の小さなノートとボールペン、
(いつもそうしてるけど、行った先々で常にメモを取っている)
左太股のポケットにはデジカメ。
たぶん滞在中はボタンのかかる別のポケットに
パスポートも入れて携行するのではないかと思う。
メキシコでは常に旅行者は常に携行してなくてはならないらしい。

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メキシコシティは標高2240mに位置し、
人口2000万人という世界一人口の多い首都だという。人口過密。
そのせいか治安はあんまりよろしくないようだ。
そういうところにこれから行くとなると気が重くなる。
大変な目に遭いそうなんでホテルに閉じこもりっぱなしになるとか、
実際に大変な目に遭うとか。人相の悪い男たちに取り囲まれ、金品を強奪される。などなど。
実際のところどうなんだろう?
いろいろインターネットで見ていると
「危険」と書いてるところもあれば、
「注意していれば大丈夫」と書いているのもある。
どっちなんだろう?たぶん後者なんだと僕は考える。
どうも旅慣れた人の意見では、「普通」に注意していれば大丈夫なようだ。
観光客気分丸出しでデジカメ持ち歩いて撮りまくってたり、
現金や財布をやたら人目に触れるように派手に出し入れしたりしていなければいい。
まあこれはメキシコに限らず、世界のどこに行っても同じこと。


とりあえず僕はでかいリュックサック背負ってあちこち出歩くのはやめて、
地球の歩き方」と「旅の指さし会話帖」の入った袋だけを手に街を歩くことにするだろう。

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洗濯が終わったら、成田に向けて出発する。


フライトの時刻は14:55
メキシコシティとの時差は15時間。
途中のロスでも乗り継ぎに6時間要する。ロスまで9時間半。
到着はメキシコシティの時間にして夜21時ごろ。つまり、日本時間にして明日4日の昼。
これから長い一日になりそうだ。


今、民俗音楽を取り入れた南米各国のクラブミュージックのオムニバスを聞いている。
David Byrne のレーベル「Luaka Bop」のミュージシャンも参加しているので
日本人にしてもスタンスがわかりやすい。
アルゼンチン音響派なんてシーンを聞くことがあるんだけど、どういうものなんだろう?
なんて言ってても今回行くのはメキシコであってアルゼンチンではない。
メキシコの音楽ってどんななんだろう?
マリアッチぐらいしか思い浮かばない。
(黒っぽい正装で、飾りのついた大きな帽子「ソンブレロ」をかぶって、ギターを弾く、あれ)
果たしてメキシコの音楽に触れることはできるだろうか?