箱根駅伝

昨日・今日とテレビで箱根駅伝を見た。
見たと言っても換気扇の掃除をしたり本棚を片付けたり、あれこれしながらだけど。
そんなの年末までに終えとけ!って感じですよね。


終わってしまって今、心地よい疲れ。
今年もまた様々なドラマがあってよかった。
王者駒沢は史上3校目の5連覇ならず。
これと言って調子のよさそうな選手はないなかったのに
往路を30秒差の2位で終えて、復路8区でトップに立ったとき、
さすが駒沢、選手の層が厚いなーと感心させられた。
それがまさかのダークホース亜細亜大が9区で大逆転、逃げ切り。
法政も史上初の復路(のみ)優勝。
日大、日体大、東海といった優勝候補が順当に勝つのではなくて
意外な大学が意外な力を発揮して上位を勝ち取るというのは見てて本当に面白い。
だからこそ毎年見るのだと思う。
亜細亜なんてスター選手不在で下馬評は高くないのに、
コツコツと順位を上げていって念願の初優勝。これぞ駅伝だよな。
山梨学院もケニアからの留学生モグスだけが頑張るのではなく、
残りの走者も地味ながら着実に快走してたすきを繋げた。
予選会で1人気を吐いてかろうじて通過にもっていったというモグス
予選終了後にチームメイトを集めて
「駅伝はみんなで走るものなんだよ!」と檄を飛ばしたとか。
(いい話だと思う。この逸話は2日間に渡って何度も繰り返し語られた)


箱根駅伝が終わると、正月が終わったような気分になる。
あー、早く来年の駅伝が見たい。


来年は是非とも、
見てるのが青森だろうが東京だろうがもっと別な場所だろうが、
1人で見てようが誰かと見てようが、
何もせずひたすら中継だけを見てビールを飲んで酔っ払ってたい。
つうか1度ぐらいはコースで旗振ってみたいな。
箱根の坂だと最高。温泉宿に正月泊まって。

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ここ何年かを振り返ってみて
箱根駅伝をきちんと見れた年は、これまでいい年だったように思う。
余裕があるから見れるのだし、
年の初めに余裕があるとそれがそのまま1年続くように思える。


去年は両日とも仕事で見ることができなかった。
だからなんとなくイマイチな年だった。

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それにしてもサッポロのCMはいいねえ。
箱根駅伝のためだけのやつ。
今年は女子高生が箱根駅伝のコースになぞらえた風景を走るというもの。
キャッキャと騒ぎながら坂道を駆け上がったり。
毎年ゴージャスなエビスもいいし。
「あのテーマ曲、今年はこう来たか」
「ふーむ、やるなあ」と毎度のことながら感心させられる。
今年はボサノバっぽいアレンジになってた。


それにしても今年は橋爪功が温泉につかって、
今ごろ××を走ってんのかっていうやつやってないのだろうか。見かけなかったな。