さらば神保町

今日で神保町最後。
客先常駐が半年も続いた。長かった。
いい場所だった。あれこれいろんな思い出が今走馬灯のように蘇る。
まんてん」のジャンボカレー全部乗せ完食。
「ほん田」のジャンボラーメン完食ならず。
夜は「いもや」のどれかで神保町グルメを堪能。
「さぼうる2」のナポリタンとビーフカレーは絶品だった。
ラーメン屋「味噌や」にはまって、
カレー屋御三家「共栄堂」「エチオピア」「カーマ」は何度も足を運んだ。
カレーで言えば淡路町の「トプカ」や九段下の「KANCHANA」にも遠征した。
ティーヌントムヤムクンヌードルや焼きビーフンも完成された味わいだった。
あー食べ物のことばかり。
でも、神保町は食で言えばとにかく最高。
もう、これしか言うことはない。
三省堂といった大きな本屋と古本屋街があるのも魅力。


それ以外の思い出といったら
顧客のオフィスに置いてあったドラえもんのラジコンを
朝早く勝手に操作して空に浮かべてみたり。
17階は眺めがよくて向こうに後楽園遊園地が見えたり。

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PJとしては久しぶりに楽だった。というか楽させてもらいました。何年かぶりに。
超短期間の大型のPJだったのに、超タイトなスケジュールだったのに、
プロフェッショナルな大人の集まりだったので
無駄口も言わず淡々と進んでいく。
こんなにスムーズなのも珍しい。
お客さんが無理難題を言わない人たちだったってのがよかったんだろうな。何よりもまず。


明日から新年度か。
会社員8年目。ここまで続くとは思ってもみなかった。
来年もぺーぺーのままなのでまあ、気楽にいきます。
会社内における「趣味人」としてのスタンスも完成の域に達しつつあるな。
SEとしてはここから先どこまで行ってもB級のままだし。


来年の今頃は何してんだろうな。
小説家になってたらいいな。
そんでベストセラーを出してマンションを買って、眺めのいいところに住みたい。
隅田川沿いの、夏は花火が見えるようなマンション。
早期リタイア。悠々自適の生活を送る。
本を読んで音楽を聴いて、おいしいものを食べて。


(今の会社でもらえる年収と趣味に金を使い過ぎな性質から考えてみるに
 僕の場合小説家になってベストセラーを出さない限り
 家やマンションを買うことはできないのではないかと最近思うようになった)


小説家になれたら、マジで魂売るよ。売れるの書いてやる。
そんなことを考えながら、会社が暇なのでさっさと帰ってきて、
だけどすることもなくて早ければ夜は10時には寝てる、31歳の春。