その後ちょこちょこ考えた、メモ。
・表現を志す若者がいる、たくさんいる、千差万別だったとして
彼らの作品が並んでいるだけのサイトは、
サイト自信にも個々の作品にも注目が集まらない。
僕自身、見ない。
もし仮に5000人集まったとして、
Rating されて上位10%の500作品が上位に来たところで
それらの1つ1つを見る気にはならない。
何よりもまず、めんどくさい。
だから、単に集めるだけではだめ。
・素人が実名で、匿名で、表現をアウトプットする場は
手段として出尽くしてはいないだろうけど、
飽和状態にあるように思う。
逆に、中途半端な場がありすぎて機能していない。
・本当に才能があって、勢いがあったら、何かしら世に出れるはず。
そこにWEBだのITだのはあんまり関係ないだろう。
足りてないのは、改善の余地がまだ残されているのは、
その才能を見つける、広める、評価する、
あるいは束ねる方じゃないか。
その場合、匿名の素人の評価ってのもまた飽和状態で
「多くの人が指示している」「著名なブロガーが評価している」
ぐらいのレベルにならないと役に立たない。
しかも著名な人ってリアルな世界で実名で著名だったりするし。
むしろ必要なのはプロの目利き?
その有機的な連携をWEB上でできないか?
・WEB2.0って最近聞かないけど、
情報を受け取る < 情報を発信する
ということだとしたら、それはもう飽和状態にあって、
揺り戻しに入ったのではないか?
淘汰の時代。
リアルな世界との連携の仕方が、また少し変わるはず。
でも、どんなふうに?
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なんとなく、今日思いついたこと。
・誰でもブログが書けるとか、誰でも商品の評価が書ける
というのはもう、いらないんじゃないか。
(あってもいいけど、
それが100%正しいWEBの民主主義ではなくなるのではないか?
というか、WEBに民主主義はあるとしても、
平等な世界では決してないと思う。
ユートピアとしてのWEBの時代はとっくの昔に終わってしまった)
・選ばれた人、その分野での有能な人がいて、
それらの人しか集まっていない場があってもいいのではないか。
(SNSって言うのは嫌だけど、SNSとする)
・会員はそのサイトの中でなんらかのカテゴリに属して
(茶道、日曜大工、アメリカ文学・・・)
ブログを書いたり、商品を評価したり、ブックマークを公開したりする。
つまり、その分野での目利きの意見となる。
で、書くことは好きに任せる。
WEB上で誰でも読める。
・会員になるには、既存の会員の紹介を必要とするが、
さらに、会員の中での投票を要する。
かなりの高評価でないと入れない。
その分野での上位3%ぐらいの人しか許されないようなイメージ。
・とにかく、そのサイトの会員であることがステイタスであること。
(ステイタスを下げそうな会員は投票で除名してもいい)
・カテゴリは幅広く、網羅すること。
新しいのがポコポコ生まれるでいい。
・All About Japanなんかが近いんだろうけど、
おそらくあれは編集部があって、
ライターが発注されて書いてるのではないかと。
そういうのじゃなくて、あくまで好きに書かせる。
ユニークな内容だとよし、
かつ、その分野ならではの専門性が語られているとベター。
・こういう目利きたちが
「この作品はいい」「この皿はいい」とか言うわけだから
アフィリエイトの収入は他の一般的なサイトよりもよいのでは。
・でも、そういう著名人をいかに引き込むのかが難しい。
あと、サイトとしてのブランド化。
・もしかしたら、こういうのってもうあるのかも。
あるけどうまくいかなかったとか。
・本当に著名な人はこういうの入らず、個人のサイトを運営するか・・・
例えば今、糸井重里を思い浮かべた。
もっと話を単純にすると、
既存会員がみな「こいつ面白いなあ」と思った人でないと
入れないブログのサイト。