サマソニ 2008 (1/5) Glory Hill / いとうせいこう&ポメラニアンズ

今年もまたサマソニ行って来た。9日土曜だけ。
朝7時に起きて前の日買ったタワレコのタオルを首にかけて、丸の内線で東京駅へ。
乗り換えて京葉線に乗る。
女の子2人連れ、カップル、男女混合のグループ、僕のように1人。
若者たちがたくさん乗り込む。「ああ、彼らはサマソニに行くんだなあ」と思う。
9時過ぎに着いて駅は大混雑。
開場は恐らくなされていて、Opening Act は10時。
ちょうどピークの頃だったんじゃないか。
幕張メッセに向かって歩いていく。


今年からリストバンドの引き換えは幕張メッセではなく、千葉マリンスタジアムとなる。
遠くまで歩いていくことになって、億劫な気持ちになる。
僕が見たかった Opening Act の Glory Hill は幕張メッセのほうだったし。
去年は幕張メッセだったのになあ。入場者が増えすぎて運営がうまくいなかったのか。


リストバンドとタイムテーブルをもらって、中へ。
既にしてグッズ販売は長蛇の列になっている。
炎天下、果てしなく長い列ができている。
太陽、カンカン照り。とにかく日差しが強くてモアッとする。汗だくになる。
若者たちのほとんどが、フェス慣れしてるのか首にタオルを巻いている。
千葉マリンスタジアムを取り囲む空間に屋台が出ていて、そちらはまだ客足はまばら。
テントの下にテーブルと椅子のある休憩所にて
若者たちが待ち合わせしたり、今日は何を見ようとタイムテーブルを眺めている。


Glory Hillを見るため、幕張メッセに戻る。
例によって大通りは通行禁止であるため、外れの方まで歩いていって下をくぐる。
Mountain Stage は幕張メッセの向こう端。
「あーもう始まるなあ」と焦りながら急いでメッセの中を突き進む。
ギリギリ間に合う。
Glory Hill は Rockin'on JAPAN で今年期待のニューカマーみたいな扱いをされている
エモ系パンク。
イメージ通りの音だった。うーん、ってところ。
大きな Mountain ステージは満杯ではないにしても大勢ファンが集まっていて、
朝イチだというのに盛り上がっている。
でも僕は、「今の僕に必要ではないな」と2曲目の途中で出ることにした。
サカナクションを見るべきだったか・・・


幕張メッセの隣の開場では、エホバの証人がイベントを開いていた。
たまたまなのか、それともサマソニに合わせたのか。


千葉マリンスタジアムに引き返して、次は Island Stage で
いとうせいこうポメラニアンズを見る。
途中、コロナのブースでビールを買って飲む。
コロナ、たくさん見かけたけどオフィシャル・スポンサーだったのだろうか?
マリンスタジアムの前では串に刺したきゅうりを食べている女の子をちらほらと見かける。
漬物屋の店と沖縄料理の店だったか、2軒できゅうりを売っていた。
これ、はやるかもね。


Island Stage は Mountain Stage とは違って、客はほぼ皆無。
30分以上前に着いて、最前列をキープ。
柵にもたれかかって、
することもなく携帯に届いたメールをアドレス登録したりして時間をつぶす。
暇なときに読もうと薄めの本をカーゴパンツのポケットに入れて持ってきてたんだけど、
中上健次の「千の愉楽」ってやつで、文学的に高度。
さすがにこういう状況では読む気になれず。失敗した。
新規事業のことを考える。
この日1日、空いている時間にあれこれ考えてた。
後輩に「こういうのどう思う?」とメールで意見を求めてみたりもした。
結局考えはまとまらず。


始まる前に Island Stage の MC が登場。
残念なことに、Adele がキャンセルになったと伝えられる。
Death Cab と 迷って Adele に心を決めたときから、
僕の中でこの日最も見たいのは Adele だったのに・・・
さて、じゃあ、何を見ようかとタイムテーブルを広げてみたら
その時間帯、マキシマム・ザ・ホルモンの名前が!!
僕は何を見落としていたのか?


いとうせいこうポメラニアンズは、
メンバーに(MUTE BEATの)ダブマスターXがいたり、ゲストにかせきさいだあと豪華なメンツ。
音はポメラニアンズのレゲエ・ダブに、いとうせいこうのヒップホップを足して
クラブテイストの大人のポップミュージックってとこか。
これまた、合わず。
2曲目ではお経をそのまま曲に乗せるという荒業まで披露していた。
この途中で抜ける。
ま、いとうせいこうを生で見たからいいか、と思う。