合コン系キャンプ 前編

okmrtyhk2008-10-12


昨日・今日と奥多摩にキャンプに行って来た。ついさっき帰ってきた。


キャンプと言ってもテントを張ってと本格的なものではなく、ロッジを借りてお手軽に。
参加したのは男性6人と女性5人の計11名。
この人数構成はまあ何というか合コンの延長戦みたいなもの。
実は9月の合コンでキャンプ行きましょうとなったものの、言い出した女の子たちとはあれこれあって、
先輩のつながりで全然別の女の子たちと行くことになった。その辺り、大人の事情。
初めて会う人たちと一晩キャンプできるだろうか?と不安なまま当日を迎える。
・・・が、5人のうち3人は以前の合コンでお会いしていた。


かっこいいところを見せたかったわけではないけど、
かっこわるいところは見せたくない。
今回は幹事としてキャンプ場を予約してレンタル品を手配して、
車で行く際の集合場所や時間を決めたり、
配りはしなかったものの簡単な旅のしおり的なメモまで作成した。
いかに事前の段取りを綿密に行うか。そこで全て決まる。そこまでは良かった。
でも当日の進行はかなり適当で、
「早く着きすぎてしまいましたが、えー、どうしましょうか?」って感じでグダグダ。
総じてどうにかこうにかテイをなしたというか。
キャンプするってことになってから今日になるまでのこの1ヶ月間の緊張というかドキドキ。
楽しむって感覚はなく、黒子に徹してたような気分。
終わってホッとした。無事乗り切れてよかった・・・
女の子たちには「不手際が多くてすみません」って言いたいぐらいで。
もはや合コンでもなんでもない。

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今回訪れたのは「川井キャンプ場
http://www.okutamas.co.jp/kawai/index_ka.html
何でここにしたかと言うと、
駅から近かったので車が手配できないとか万が一の場合にはJRで行けるってのと
食材の手配をしてくれるので楽だな、というところ。
一晩ロッジに泊まっただけなので何とも言えないけど、
施設がわりときれいで手入れが行き届いてるな、と思った。
また利用してもいいかも。


売店にカレーのルーから水鉄砲まで何でも売っててそんな高くなかったし。
ゴミ袋も1枚から。
「もしなかったらどうしよう」と待ち合わせ前に駅前の西友の上にある100円ショップで
あれこれ買い込んだんだけど、実はいらなかった。
全部買うかレンタルすることができた。
都心から電車に乗って手ぶらで行ける。便利なもんだ。


バーベキューの食材セットは
肉(200g)・野菜(4〜5種類)・ウインナー・焼きそば・お箸、お皿、油、たれ付きと一通り揃って
豚のコース(\1,000)、牛のコース(\2,000)、牛豚のコース(\1,500)、
おまかせコースって(\1,700)のがあって、僕らはおまかせコースにした。
キャンプ場に電話して聞いてみたらその日の仕入れ状況によって内容が変わるようだ。
手羽先が入っていたり。

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土曜の朝、起きたら雨が降っていた。やっばいなーと思う。
雨天決行。だけど「めんどくさいなあ」と女の子たちが来なくなるのでは・・・
と不安になる。


1泊だけだから着替えもいらないだろう、風呂に入らなくてもいいだろうと
持ってったのはセーターにその上のナイロンのヤッケ。歯磨きセット。虫除け。それぐらい。
寒くはなかったのでTシャツ1枚で外に出る。


バーベキューのときに絶対いるなあとうちわを探すも、見つからず。
コンビニで売ってるだろうか?シーズンじゃないからないんだろうなあ。
西友の開店時間を待って100円ショップに買いに行くものの、店員に聞いても売ってなかった。
仕方なく扇げるものってことでプラスチックの薄っぺらいまな板を買う。
ついでに、軍手、ゴミ袋、菜箸、トング、ウエットティッシュ、キッチンペーパー、スポンジなどを買う。
100円ショップって普段利用しないけど、何でも揃うものなんだなあと今更ながら驚く。


後輩たちと落ち合って、青梅街道をひたすら西へ。
田無、小平、東大和武蔵村山。青梅街道は日々利用しているけどこんな遠くまで来たのは初めて。
「ああ青梅街道って青梅まで続いているんだなあ」
というごく当たり前なことが新鮮かつゆるーい感動となる。


この頃ようやく雨が上がる。
集合場所は13時に青梅市のスーパー。
青梅が近付いて、12時を過ぎてガストに入る。
夜嫌ってほど食べるはずだからと昼は食べないつもりでいたのが、
目の前のメニューにハンバーグの写真が載っているとついつい食べてしまう。
腹が膨れてしまった。


夜することなくて暇かも?
ってことにある日ふと気付いてなんか持ってった方がいいかなあと悩みだす。
かと言ってゴテゴテと用意するのもなんだし。
トランプか UNO、そんなところか。
後輩が車の中にトランプを持ってきていた。
ジェンガでも買いますか、ピンク色のラブジェンガがあるみたいですよと
途中ドンキホーテに寄っていくつもりが、時間がなくてせっかく見つけた店を素通り。
UNOは先輩が買ってたみたいで、ジェンガも女の子が持ってきていた。


スーパーで落ち合って、買出し。ここで初めて顔合わせ。
ショッピングカートを押して目についたものを買い物籠の中に放り込んでいく。
キャンプ場でバーベキューの食材セットを頼んであるのでメインの肉と野菜は買わなくてもよい。
だけど他になんか焼くもの、となるとついあれこれ買いたくなるのが人情というもの。
ホタテにさんま、マシュマロなど。
つまみにチーズ、チョコレート、朝食べるかもってことで山崎パンのランチパック・・・
果物もいいよねと梨とミカン。
ビールにワインにウーロン茶に、飲み物も山ほど買って、合計3万円弱。買いすぎ。
絶対残すと分かってるのに。
でもこの買い過ぎる買い物ってのも
初心者のバーベキューにとっては楽しいポイントの一つなんですよね。


また車に分かれて、キャンプ場へと向かう。
青梅市に入ってからは目の前に木々に覆われた山並みが連なる。
市街地を抜けると田舎な風景となる。川沿いに走る道がウネウネとうねる。
多摩川に掛けられた橋を渡る。
カーナビの画面を見ていると、美術館が次々に現われては消えていく。
こんな山奥なのに人が来るの?青梅市は美術館系に力を入れている?
澤乃井櫛かんざし美術館」「玉堂美術館」「御岳美術館」
吉川英治記念館」ってのもあったなあ。
3連休ってこともあって、「澤乃井櫛かんざし美術館」隣の、
名前を忘れたけど川沿いに景色のきれいそうな公園があって、
駐車場は観光客でいっぱいだった。