名古屋出張+大阪出張(名古屋編)

昨日は午前:名古屋、午後:大阪という出張。
先週は和歌山だったし、いやー、全国行脚というかアイドル並みのスケジュールというか。


名古屋は万博以来。
当初、打ち合わせが午前で終わる予定だったので
その後は適当にブラブラしよう、栄の地下街を散策しよう、と思っていた。
そこに急遽午後も大阪で打ち合わせが入ってしまい・・・、無念。

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朝、6時起きで8時前の新幹線に乗る。
打ち合わせは10時から。十分間に合うってことで気分的にのんびりしている。
東京から1時間半という距離はちょうどいいね。


朝、腹が減って東京駅地下のほんのり屋でおにぎりを買う。
焼きたらこと海老天の2個。どちらもうまかった。
(朝早かったのでさすがにグランスタはシャッターが下りていた)


中上健次の「熊野集」の続きを読む。


名古屋は雨。東京から雨だったけど。
行き先のビルまで、地下から行けるだろうか?
覚束なくて、1度地下街に入ったのを地上に出る。
折り畳みの傘を差して歩く。


名古屋を見下ろす高層ビル。その14階。
打ち合わせの合間に、窓辺に立って眺めてみる。
名古屋って高いビルが全然ない。ポツポツといくつか見えるだけ。
かの有名な「大名古屋ビルヂング」も
「大名古屋」「ビルヂング」という名前が突っ込みどころ満載というだけであって、
有楽町や霞ヶ関で見かけるような古きよき、背の低い昭和のビルだ。
目の前には平べったい町が広がっている。
雨が降って曇っていたから、余計、灰色に見えた。
なーんにも考えず、漫然と眺めるならば先週見た和歌山とあんまり変わらない。
これが「地球のはぐれ方」で絶賛された名古屋なのか。
田んぼの中の喫茶店の500円のモーニングで小倉トーストの出る名古屋なのか。
エビフライだろうとトンカツだろうとスパゲティだろうと、
どんなメニューもコッテリと染め上げてしまう、あの名古屋なのだろうか。
やはり名古屋は地面であり、地下街なのだ。


打ち合わせはつつがなく終わって、
3人のうち1人が午後イチで打ち合わせということで、11時前、慌しく食事。
開いてる店を探して歩き回って、駅の地下のレストラン街へ。
味噌カツの店に入る。
味噌カツとエビフライの金鯱定食という名前だったか、3人ともそれにする。\1,480なり。
僕はそこに、手羽先の唐揚5本と味噌どてを追加。どてって要するにモツ煮のこと。
ガツガツと食べて、ご飯お替わり。
エビフライは名古屋だからと言ってなんか特別なものになるわけではなく、
(これって立ち止まって考えてみるとちょっと不思議。名古屋的味付けがない)
味噌カツと味噌どてがなかなかうまかった。
手羽先の唐揚はベタッとスパイシーな「世界の山ちゃん」の方が僕は好きだな。
メニューをよく見たら、同じ値段で名古屋コーチン手羽先唐揚2本ってのがあって、
しまった、そっちにすればよかったと後悔する。


食べ終わって、2人になって、まずは新幹線の切符を押さえる。
1時間半後の新幹線にする。12時半。
さて、どうしよう?2人とも名古屋に詳しいわけではない。
とりあえず下りてみましょうとエスカの地下街へ。
数年前、万博見たさに大学の先輩を頼って
名古屋に来たときはここの山本屋本店で食べたんだよなあ。
矢場とんは相変わらずの行列になっていた。


ういろうの店がいくつか並んでいたので、
栗と小倉、2本の詰め合わせを買って家に送る。母に電話をする。
ういろうは大好き、久しぶりだなあと喜ぶ。


会社のお土産に味噌味のプリッツを買う。


地上に出る。
なんとはなしに駅をぐるっと一周する。
かの有名な名古屋嬢を見たいということになって、
渋谷で言えば109的なファッションビルに入る。
いやー何がどう名古屋嬢なのかよく分からないけど、
とりあえず名古屋巻きというか縦ロールの女性はいなかった。
まあ渋谷と一緒だね。
お土産ってことで派手派手しい雰囲気を醸し出していた店のカタログと、
下着の店のカタログ、2つ店頭にあったのをもらっていく。
名古屋独特の、・・・というのを期待したけどなんてことはなく、
どちらも全国共通のカタログだった。


駅の中に入って、新幹線のホームへ。
時間を持て余すうちに、きしめんを食べようってことに。
さっき食べたばかりでおなかいっぱいだというのに。
見るとどのホームも立ち食いそばってなくて、立ち食いきしめん
出張の合間のサラリーマンたちに混じって食べる。
(というか、僕もそうなのだが)
安くて、うまい。いいもんだねえ。


そんなわけで、駆け足の名古屋観光、終了。
大阪へ移動する。