大阪出張11回目

3ヶ月ぶりの大阪出張。これで11回目。
前の日に準備して、朝4時に起きて部屋を出る。
寝ぼけてたのか、シェーバーで右の耳たぶをざっくりと。真っ赤な血が頬につーっと。
慌てて耳たぶに絆創膏を貼る。すぐにも血で染まる。
その後大阪で何人かの人から、「どうしたんですか?」「まさかピアスを?」
いやーと照れ笑い。


6:00の「のぞみ1号」に乗る。
カツサンドを食べて、コーヒーを飲む。
帝塚山講義」の2冊目と3冊目を読む。名古屋に着かないうちに、読み終える。
これ、松岡正剛校長の入門書としてはなかなかいいね。
でも、エッセンスは「知の編集術」「知の編集工学」に引き継がれている。


その後ジェームズ・エルロイの「L.A.コンフィデンシャル」を読む。
エルロイは暗黒のL.A.四部作が一番いいねと再認識。
名古屋を出た辺りから、うたた寝


いつもとは違って大阪駅へは行かず、新大阪の駅から直接御堂筋線に乗って淀屋橋へ。
お客さんのオフィスに着いて、東京駅で買った手土産のお菓子を渡す。
前の日買っておくかどうか迷って、雨も降っていたしやめておく。
しかし、早朝の東京駅って弁当屋もお土産屋もほとんどやってなくて、
かろうじてキオスクでクッキーを買う。


昼、「北浜食堂」へ。
日本全国にある、「まいどおおきに食堂」チェーンの1つ。
店名がそのまま地名となっているんですね。
東新宿で仕事をしていたときには「東新宿食堂」があった。
調べてみたら青森にもあって、驚いた。
カフェテリア方式で、お盆を手におかずや小鉢を選んでいく。
ごはん(中)+豚汁+玉子焼き+ゴーヤチャンプルー+鶏肉と夏野菜の甘辛なんとか+浅漬け
1つ1つは安いんだけど、積み上げていったら1,000円弱。
普通に定食屋で定食を頼むよりも割高になってしまう。
こういうの、目の前にあれこれ並んでるとツイツイ手に取っちゃいたくなるんだよねえ。
多くの常連らしき人たちのお盆をそれとなく見てみると、主菜と小鉢、ご飯と味噌汁と慎ましかった。
他の店はどうか知らないけど、ここは玉子焼きをその場で1つ1つ作ってくれる。
ホテルのバイキングのよう。アツアツはさすがにうまい。


午後、雨が降り出す。
缶コーヒーを買おうと外に出たら蒸し暑かった。
真夏の大阪は東京の比じゃないぐらい暑いんだろうな、と思う。


夜、お客さんたちと飲みに行く。
久々の大阪出張だし、自腹で一泊するかと決めていた僕はいつものビジネスホテルを予約している。
本当は1人で十三に行ってねぎ焼きを食べながらビールを飲むつもりだった。
3軒回って、遅くまで飲む。
今、このPJの大変な状況をどうするか、という話になる。
僕の会社からは僕1人だけで、アウェイな雰囲気。
一緒になって会社の悪口を言う。言わされる、ではなくてあくまでも本音。


お客さんの担当の方、去年あれこれお世話になった方のお父様が
急に亡くなられたという連絡が入って、バタバタする。


3軒目を出て、午前0時を回っている。
チェックイン。地下の大浴場に入りに行く。
出てきて、自販機で買ったリンゴジュースを飲んでまったりする。
気が付いたら午前1時半。眠る。

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8時に目を覚ます。また大浴場へ。途中まで僕1人。


部屋に戻ってきてインターネット。
編集学校は明日、5日の日曜の夜が回答の締め切り。
ここまでに全番回答できていれば卒業となる。
夏休みの宿題のようでためている人が多く、この週末が山場。
教室を覗くとたくさんの発言が飛び交っている。
教室には関西に住んでいる学衆(生徒)さんもいるので
出張の機会に汁講(オフ会)ってことで会って飲んでと思うが、
さすがにこの週末だと無理。

チェックアウト。淀屋橋の駅から梅田へ。
帰りもまた直接、地下鉄で新大阪へというのも味気ない。
JR大阪駅の改札をくぐって、ホームに立つ。
日差しが眩しくてジワジワと汗ばむ。


新大阪の駅でいつも通り、551のシュウマイ、海老シュウマイ、餃子。
缶ビール3本。
夕方合コンだというのに、意に介さず飲み始める。
ハヤカワ文庫の「エドガー賞全集」の残りを読む。
読み終えて、駅で買った Rockin'on の最新号のディスク・レビュー。
そしてまたエルロイの「L.A.コンフィデンシャル


東京に戻ってきて、東京も暑かった。


合コンは新宿西口で17時から飲んで、2軒目はボーリング。
その途中で出張の疲れがどっと出てきて、立ってるのがやっと、喋らなくなる。
スコアもひどかったし。
3軒目でまた居酒屋に入ったんだけど、ただそこにいるだけで話もできず。


帰ってきて、疲れきって、眠る。


早めに着いて16時頃、新宿西口近辺をフラフラしていたら
一緒に合コンに出る後輩に会って、地下のプロントで生ビールを飲む。
そこから参加。1日中飲み続けだった。