大阪出張12回目(12/10)

木・金と泊まりで大阪出張。
気がついたらなんだかとても久し振り。
金曜も泊まってゆっくり大阪をぶらぶらしたかったけど、目下編集学校の課題で忙しく、断念。


木曜は4時過ぎに起きて、丸ノ内線の始発で東京駅へ。
始発ののぞみ1号で新大阪へ。
ホームで駅弁を買う。牛すき焼き弁当だったか。前にも食べたことがある。
大阪、名古屋、東京でそれぞれ味が違うという。
新幹線は半分ぐらいの乗車率か。3人がけの通路側に座って、隣には誰も乗ってこない。
真っ暗な中を走りだして、やがて夜が明ける。
編集学校の課題に絡んでヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』を読み始める。
面白い。文章が瑞々しく、儚い。「意識の流れ」という手法の代表作か。
意識は何かに抗うように移ろいゆく。
前の晩、寝たのは11時ってことで眠くて、新横浜過ぎた辺りから寝てしまう。
名古屋で目が覚めて続きを読む。
あっという間に新大阪に着く。


新大阪から御堂筋線でそのまま淀屋橋へ。
下りて、銀行でお金を下ろす。
ボーナス支給日。余りの少なさに驚く。ここ数年で最低。
不景気かつ、部門の業績は良くなく。唖然とする。


昼、割と歩いて、安っぽいチェーン店系の?トンカツ屋でランチBセットのカレー。
ヒレかつ、チキンカツ、エビフライで750円。安い。
夜は、串カツなど揚げ物と味噌ちゃんこ鍋が食べ放題、かつ飲み放題で3000円だという。
安い。というか東京が高いのか。


夜、お客さんからの飲みの誘いを「すいません、今日は予定が」と断って、ホテルへ。
チェックインして荷物を下ろすと駅まで行って、地下鉄で梅田へ。
ボーナス支給日、タワレコでCDを買う。
岡林信康が1970年、はっぴいえんどと共演した時のライブアルバムと、
RCサクセションの「Rhapsody」のNaked版、それにThe Band「Last Waltz」
なんだか大人な組み合わせ。
帰りに阪神デパートの地下、中華料理のテイクアウトで餃子と春巻きを買う。


ホテルに戻ってきて、
図書館から借りてきてこの出張に持ってきていたE・M・フォースターの評論集のうち、
ブルームズベリー・グループの一員だったロジャー・フライの追悼文と
ヴァージニア・ウルフに関するケンブリッジ大学での講義を読む。
ノートにまとめる。


いつものホテルは温泉のあるところなので、入りに行く。なんだかとても混んでいた。
風呂から出て、部屋でまったりする。
缶ビールを飲んで、買ってきた餃子と春巻きを食べる。
持ってきた iPhone とスピーカーで音楽を聴く。
Aimee Mann「Bachelor No.2」
旅先、というか出張先のビジネスホテルで聞く音楽って、新鮮でいい。
その後、気分で適当に選んで、初期の、ジャズっぽい頃の Tortoise を聞く。