7/24-7/30

7/24(土)


暑くて目が覚めてエアコンをつけてタイマーをセットして、
というのを何回か繰り返して10時に起きる。


この土日に TSUTAYA DISCAS から借りて見るつもりの DVD が10本。
まずは『12人の怒れる男
シドニー・ルメット監督の名作を巨匠ニキータ・ミハルコフがリメイク。
舞台をチェチェンとの紛争に揺れる現代のモスクワに置く。
しかしただたんに時間と場所と小道具を置き換えただけではなく、
+αのひねりが効いている。さすが、やるなあと唸った。
オリジナルを知ってても、これを見るべき。お勧めの1本。


その後、床屋へ。『岳』の12巻が出ているのを知る。
待っている間に11巻と10巻を読む。
高円寺に行ってスタ丼屋へ。スタ丼肉増しを食べて帰ってくる。
大家さんに家賃を払って、トマトをもらう。


続けて、セルゲイ・ボドロフ監督の『コーカサスの虜
これもチェチェンとロシアの争いがテーマ。


パク・チャヌク監督の新作『渇き』
3月の大阪にいた頃に見るつもりが、忙しくて見逃した。


ウディ・アレン監督の『マッチポイント』
スカーレット・ヨハンセンとジョナサン・リース・マイヤーズが出演。
コメディ的な要素を廃して、硬質な作品。
最近のウディ・アレンの中ではベストだと思う。


夜、何も食べず。缶ビールとウィスキーソーダ
昼に買った『岳』の12巻を読んで寝る。

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7/25(日)


9時半に目が覚める。
クリント・イーストウッド監督の『スペース・カウボーイズ』を観る。
公開当時は今のように巨匠扱いされていなくて、キワモノを撮った感があった。
設定の順列組み合わせで
「シニアが宇宙に向かうってのはどうだ?」と決まったかのような。
しかし見てみるとなかなかきちんと作られていた。
トミー・リー・ジョーンズドナルド・サザーランドが出演している。


途中、インスタントラーメンに一食分がパックされた
味玉、メンマ、チャーシューを入れて食べる。
物足りなくて昨日大家さんからもらったトマトも追加で。


次は『ヒューマン・ネイチュア』
チャーリー・カウフマンが脚本でミシェル・ゴンドリーが監督。
類人猿だとして森で育てられた男を演じたリス・エヴァンスがよかった。


その後『アラキメンタリ』その名の通り、アラーキーのドキュメンタリー。
この人は「いきもの」としてほんと面白い。


洗濯、クリーニング屋


ペドロ・アルモドバル監督の『バッド・エデュケーション
ガエル・ガルシア・ベルナルが主演で、寄宿舎同性愛もの。
主要登場人物に女性ゼロで見ていて、個人的に面白くない。
ガエル・ガルシア・ベルナルの役者っぷりはよかったけど。


ウディ・アレン監督の『僕のニューヨークライフ』は今一つ。


以前青森から送られてきた荷物の中にスイートコーンの缶詰があって、
ベーコンと一緒にバターで炒めて、ビールのつまみにする。


クリント・イーストウッドの肝いりで1996年、
カーネギー・ホールで開催されたジャズのコンサートを収録した
アフター・アワーズ』を見る。


その後、なぜか読みたくなった『じみへん』の最新巻(去年出たやつ)を。
フラカンの『世田谷夜明け前』を聞きながら。
名曲とされる「深夜高速」が入っている。


ウダウダして、午前1時近くに眠る。
夜、雷が鳴っていたように思う。

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7/26(月)


新人がPJに配属され、早速神保町の客先に常駐開始。
夜、歓迎会。水道橋近くの店でもつ鍋。夏の鍋料理もいいもんです。


昼、九段下の天ぷらの「いもや」に行ったら閉店の貼紙が。
24日が最後だったようだ。
いつも混んでて、昔なじみの固定客が多そうで不況知らずな印象があったが・・・
また一つ昭和の名店がなくなったわけで残念だ。
白山通りの天丼の「いもや」に行こうかとも考えるが、炎天下歩きたくなく、
しかし天丼は食べたくで通りを渡って向かいの「天や」に入る。
前から気になっていた夏の上天丼を食べるがやはりイマイチ。


マインドマップのツールをダウンロードして、分析資料を作る。


23時過ぎに帰って来て、そのまま寝る。
エアコンをつけて1時間で切る。
暑くて午前2時過ぎに目が覚める。

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7/27(火)


新人向けレクチャー始まる。今日のテーマはISP業界とはなんぞや?
終わったのが12時だったので、昼、13時になるのを待って食べに行く。
近くの三幸園で、日替わりの麻婆豆腐定食。


夕方、部会で竹芝に戻る。1時間半、ずっと眠くてウトウトしていた。


夜、西友に寄って帰る。
バナナ2本とトマト1個。
ドキュメンタリー映画大野一雄 ひとりごとのように』を見た後、
スティーヴン・ソダーバーグが製作でフィリップ・グラスが音楽の
新感覚のドキュメンタリー『ナコイカッツィ』へ。
映画というよりはイメージビデオ。
証券取引所での過密した取引、スタジアムで熱狂する人々、
レッドカーペットを歩くセレブ。
様々なデジタル映像が変容しながら取り留めなく流れていく。
何を言いたいのかわからない。兵士と戦争の光景は告発なのか、賛美なのか。
久々に「あかん、こりゃしんどい」という映画。
劇場で見たら確実に全編寝てた。
ライブでステージ後方のスクリーンに映し出される映像としてはいいけど、
それだけを単体で見せられているかのような。


23時半に眠る。

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7/28(水)


昼、打ち合わせがあったりして14時半。
キッチン南海でカツカレー。
夜、バナナ、トマト、リンゴジュース。


帰りは疲れてて地下鉄でずっと寝てる。
そう言えば先週は寝過ごして折り返したこともあったな。
そういうときに限って19時に宅急便を受け取ることになっていて、
慌てて引き返して家に戻ったらちょうど宅急便のライトバンが目の前に止まってて。
危ういところだった。
(あくまで先週の話)


アニエス・ヴェルダ監督・主演の自伝的作品『アニエスの浜辺』を観る。
今月、何十本と映画を見たが、これがベスト。★10個。
撮影時に80歳の誕生日を迎えたというのに
チャーミングで瑞々しい感性はまるで今が旬のようで。
ユニークな発想に基づく、カラフルで人懐っこい映像。


『アニー・リーボヴイッツ レンズの向こうの人生』
世界を代表する写真家のドキュメンタリー。
ルシンダ・ウィリアムス『West』のジャケットの写真が
この人の手によるものだと知る。というか久々に手に取って、
プロデューサーがハル・ウィルナーだということに気づいた。
それはさておき。アニー・リーボウィッツとアラーキー
写真家のドキュメンタリーを1週間に2本見たわけだが。
アニー・リーボウィッツは場の中に入っていく。アラーキーは場を作る。
知らなかったのだが、アニー・リーボウィッツはスーザン・ソンタグの恋人だった。


The Gun Club『Miami』を聞く。
今週の新聞をまとめて読む。23時半に眠る。

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7/29(木)


朝から雨。久々に涼しくなる。
夜はエアコンを入れず。


昼、時間がなくて近くの中華料理屋の弁当を買って食べる。
エビチリ、セロリの炒めなど。


夜、バナナとトマト。
クリント・イーストウッド監督・主演の『目撃』を観る。


その後、今月の新聞をまとめて読む。
ワールドカップ参院選
70年代アメリカのシンガーソングライターの紙ジャケを何枚か聞く。
23時半に眠る。

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7/30(金)


カジュアル・フライデー。
真っ赤に鶴の着物古着アロハ(+ジーパン、サンダル)で出社したら
やはり人目を引いた。
このところ無精髭を生やしていて、「喫茶店のマスターみたい」と言われる。


今日もまた朝から雨で涼しい。
昼、三幸園でゴーヤチャンプルーとライス。


夜、お客さん側の7月末退職の方の送別会。
水道橋のグランドホテルというところで
バドガールのビアガーデンをやってるということで、行ってみる。
僕が今回幹事だったので早めにオフィスを出て、オープン前に並ぶ。
ホテルのホームページには全部で60名しか入れないと書いてあって、
かつ予約不可。総勢12名となって大丈夫かヒヤヒヤだった。
無事入ることができて、ビアガーデンを楽しむ。
なんかまたはしゃいでしまったな。
途中、ビンゴが行われて当たって景品のバドワイザーストラップをもらった。
バドガールとの記念撮影(ポラロイド)もあった。


閉店ギリギリまでいて、もう一軒行く。
終電近くまで飲んでて水道橋からJRで帰る。
例によって新宿から激混み。


午前1時半に眠る。


今年上京してきたばかりの後輩の女の子は
酔っ払って乗る電車の方向が分かってなかったけど
無事帰れただろうか?