野球というもの

朝、出社する途中で近くの高校の野球部員とすれ違う。
制服の白い半袖シャツの下に紺色のアンダーシャツを着て、
登校前なのに汗だくになっている。
坊主頭に大粒の汗が浮き上がっている。
そんな高校生たちが1人、2人、3人と歩いている。
7時前。これから朝連と、授業があって昼飯を食べて、放課後にまた練習か。
この暑いのに大変だなぁ。
それで3年間野球をやって、甲子園に行けるのはほんの一握り。
地方大会でベスト8というだけでも、すごい、となる。


(8月の後半、休みを取って京都・大阪に行こうかなと計画していて、
 甲子園も見に行けるだろうかと考える)


そろそろ地方大会が始まるのだな。
青森大会を見てみたらちょうど今日が開幕式、1回戦第1試合。
青森山田光星学院八戸工大一の3つ巴か。
母校は一応シードになっていて、うまくすると準決勝で八戸工大一と対戦になる。
今年は青森山田光星学院が同じブロックに入っているのが面白い。
http://www2.asahi.com/koshien/93/aomori/
これから先、ちょくちょく気になって予選の結果を見ることになりそう。


老後はボケーッと近くの市民球場で日がな1日野球の試合を見ている。
そんなふうでありたい。
年を追うごとに野球へと近付いていくような予感がする。
そこになぜかノスタルジアを感じる。


時々、バッティングセンターでバットを握っている夢を見る。
何が来ても打ち返せるときもあれば、
早すぎたりありえない方向に曲がったりしてちっとも打てないこともある。
ゆるい球が来て、バットがボールを芯で捉えたあの感覚。
なぜかそこで全てがすーっと消えていく。
青空だったり、曇り空だったり。
そこは球場になっていたり、どこかの小屋の中だったり。
バッティングセンターなんて人生に何回か行ったことがあるだけ、
しかも小学校の頃だけ。
だから夢に出るのだろう。


セリーグはまだヤクルトが首位か。
今シーズンもう1回ぐらい神宮に行きたい。