結合テストというもの

昨日は結合テスト初日。
何十回経験しても、初日って落ち着かないものである。
担当しているシステムが保守フェーズで
小規模改修案件が毎月たくさん走っているので
その中のいくつかを組み合わせて、
毎月最低ひとつは結合テストを実施している。
なのに、いつまで経っても慣れるということがない。
先週末から今週前半にかけて別の結合テストを行ったばかり。
なんだかずっと落ち着かない。


初心を忘れないとかそういう立派な話じゃなくて、
毎回毎回あれこれ走りながら準備して
後輩に丸投げしてみたり夜遅くまでかかってシナリオを手作成したり
(ITリテラシーが低いので、EXCELマクロで組めることを
 ひとつひとつ手作業でセルを埋めていたりする)
最後は勘や嗅覚で隙間を拾ってどうにかこうにか実施にこぎつけるので
どこかに落とし穴や地雷があるんじゃないかと怖くて怖くて仕方がない。
毎回だいたいのところうまくいくんだけど、
それってたまたまが積み重なってるだけじゃないか。
そろそろ思いっきりドツボにはまるんじゃないか。


そんな感じでやってるからどんだけ繰り返しても余り成長はなく、
語れるような方法論は何もなし。精神論もない。
たぶんかなりガラパゴス的なことになっている。他のPJに適用できる気がしない。
というかPJが変わる度にいつもイチからつくってて、再利用が全然できてない。
うーん、いいのか。よくないか。
37歳、システムエンジニアの定年35歳はとっくに超えていまだ現役。
上にも上れず、下にも下がれない。宙ぶらりんのまま。
日々崖っぷちでつぶしの利かない職人技でなんとか食いつなぐ毎日。
しかし危機感を持たず、今のお客さんが居心地いいから
変わろうとしない。変えようとしない。


やばいよね。でも、ま、いいか。
明日は明日の風が吹く


僕みたいなダメSEって日本にどれぐらいいるものなんだろ?
サラリーマンSEってやつ。