神奈川県に始まり、神奈川県に終わる

先日話していて、富士山って静岡の西の方だっけ?
なんて言ってしまい、東の方ですよと指摘される。
次の日調べてみて、そうか、富士山は神奈川県じゃなかったのか、と知る。
熱海も神奈川県だと思っていた…
正直、伊豆半島もそうじゃないかとなんとなく思っていた。


恥ずかしながら、やっぱ全然知らないもんですね。
小さい頃教室の背後の掲示板や家のトイレに日本地図が貼られていて、
それを熱心に眺めていたもんですが、全然覚えていない。どんどん忘れていく。
白地図に各県の境界線を描きなさいとなると北日本以外相当やばいことになりそう。
余裕で鳥取や徳島がなくなってるとか。長野が異様に広いとか。
昔「バカ日本地図」が流行ったのもよくわかる。
http://www.chakuriki.net/japan/


どうなんでしょうね。
アメリカ人は50個の州を全部言えて、その場所を覚えているものなのか。
飛行機で全土を駆け巡るビジネスマンは空港と大都市は知っていても、
州境がどうなっているのか全然さっぱりだったりするのか。
逆にハイウェイを走る長距離トラックの運転手はその辺しっかりしてたり。
ロシアや中国といった国土の広い国だとなんか大変なことになってそう。
実際にその場所を訪れてみないと土地勘・距離感ってのは絶対生まれないですよ。


県や州の境ですらそうなのに。
辺境に住んでいてそこから全く出なかったりすると
国や国境という考え方がピンと来なかったりするのだろう。
区切ることに意味がない。


そこなんですよね。
神奈川県なら神奈川県の位置を知るということと
神奈川県がどう区切られているのかを知るということは
似ているようでいて、表裏一体のようでいて、全然違う。
絶対的な座標軸で物事を考える人と相対的な関係性で考える人とで
議論をしても噛み合わないように。


あれ、何の話しをしてたんだったか。
どちらにせよ僕は熱海がどこなのか知らなかったわけで…