熊本へ その5(9/29)

7時半起き。ニュースを見る。
御嶽山の事故では亡くなられた4名の身元判明。
朝の連続ドラマは「まっさん」がスタート。
エリー役の女性がうまい。今年の紅白に絶対出てくるんだろうな。
泉ピン子はもはや泉・嫁いびり・ピン子という役名にしか思えず。
こういうのをやらせたら天下一品、かなうものなし。
これぞ芸というものか。


10時を過ぎて泊めてもらったおばあちゃんの家を後にする。
この日は車に乗ってお墓参りなど。
最初大きなスーパーに寄って備える花などを買う。
梨を買って青森に送る。
前回ゴールデンウィークに来た時に帰りの空港で買っておいしかった
阿蘇牛乳キャラメルとくまモンがパッケージに写っている塩飴を買う。


一軒目の墓参り。市内の北側、見下ろす高台にあった。
遠くに熊本城が見えた。
市の浄水場の斜面真下。ここで汲み上げた水を市内に行き渡らせるという。


12時半、車に乗って市の外れにある「かつ美食堂」に入る。
ホルモン定食で有名な店。
お父さんに勧められて「大大」(ホルモン大、ごはん大)にする。
1,380円とけっこうするが…、こんなおいしいモツ煮を食べたのは初めて!
臭みが全くなく、モツがとろっと柔らかい。
味付けの味噌が濃厚なのにクリーミーで優しい。
本当は馬焼肉の店で、14時からの馬のホルモンや心臓やホルモンが本業であるらしい。
次に熊本に来たら夜来よう、と心に誓った。


もう一軒の墓参り。
午前のは古くて小さかったけど、午後のは新しくて大きかった。
ペットボトルを担当して、
花を活ける台をゆすいで新しい水を注いだり、墓石にかけたりする。
お母さんに「結婚の報告をしなさい」と言われて、そのようにする。


おばあちゃんのお姉さんの家を訪れてお土産を渡し、
名前はと聞かれて紙に書く。
15時を過ぎて実家に戻るんだけど疲れ切っている。
1時間、2階で寝かせてもらう。
日が当たって暑くなっていた部屋で、扇風機をつけると心地よい。
短い間に夢を見た。
起こされて下に降りるとメロンが切られている。
昨日の杉ようかんも一口食べてみる。


母に電話をする用事があって、ついでに送ったかまぼこや梨のことを話す。


空港へ。16時半過ぎに到着する。お土産屋を見て回る。
「風雅巻き」の詰め合わせをもらう。
「くまフォト」というアプリを入れると特定のスポットでは
くまモンと記念撮影ができるというのでダウンロードしてみる。
なんらかの AR の効果で確かにレンズの向こうにくまモンがいた。


保安検査場をギリギリで通過し、機内に乗り込む。
夕暮れどきのオレンジと青の入り混じった空を、翼が反射する。
そのうちに夜になった。
17:20 阿蘇くまもと空港発、予定通りに 19:00 羽田着。
いや、もう少し早く着いたか。
平日夕方のフライトは空席が多かった。


地下の PRONT で引っ越しのことを相談して、京急に乗って帰ってくる。
荷物を片付けたり、洗濯をしたり。
疲れ切っている。午前0時過ぎに眠る。


熊本はいいところだ。そんなことを思いながら布団に潜り込む。