The Chameleons Discography

大好きでやまないバンドのひとつに80年代イギリスの The Chameleons がある。
ギター2本、ベース、ドラムのなんてことない普通のバンドなんだけど、
彼らにしか出せない、拙くて儚い音がある。
ナイーヴすぎて今にも壊れそうな。


The Chameleons - The Fan And The Bellows
https://www.youtube.com/watch?v=SHYBC8qeh-I&nohtml5=False


The CHAMELEONS - 'Nostalgia' - 12" 1981
https://www.youtube.com/watch?v=vxjbAtUF0_w&nohtml5=False


The Chameleons - View from a Hill
https://www.youtube.com/watch?v=jvHPNoYR-Mg&nohtml5=False


CDを見つけるたびに買って、結構な量になった。
オリジナルアルバムよりもブートレッグに近いライヴアルバムの方が多い。
余りまとまってないので、ディスコグラフィーを残しておこうと思う。
(まあ、discogs 見てもいいわけですが)


■オリジナルアルバム
『Script of the Bridge』1983
 ポストパンク的な正統派ギターロック。
 性急にかき鳴らされるギターとドラム。
「Don't Fall」「A Person Isn't Safe Anywhere These Days」
「View From A Hill」など。
 2008年にリマスター、ライヴアルバムをボーナスディスクにした
 25th Anniversary Edition も出ている。


『What Does Anything Mean ? Basically』1985
 2枚目。3枚のうちでは最も静けさを感じる。
「Silence, Sea and Sky」「Perfume Garden」「Home Is Where the Heart IS」など。
 初期の代表曲「In Shreds」「Nostalgia」はなぜかこちらに収録されている。
 2009年にはデモトラック集をボーナスディスクとした
 コレクターズ・エディションも出た。
 リマスターもされている。


『Strange Times』1986
 唯一のメジャーでのアルバム。Geffinから。
 代表作とされ、日本盤も何度か出ている。
 2004年にはリマスター盤も。
 メジャーゆえか冒頭の「Mad Jack」がやけに力強い。
 全般的にサイケデリックな要素が強化されている。
「Tears」「Soul In Isolation」など。
 ボーナストラックとしてDavid Bowie「John, I'm Only Dancing」
 The BeatlesTomorrow Never Knows」のカバーを収録。


■コンピレーション
『The Fan and The Bellows』1986
「hybrid records」から。
 初期の曲のコンピレーション。
 ほとんどが『Dreams in Celluloid』に収録されたが、
「Nostalgia」の7"シングル版と「Endlessly Falling」の2曲が
 こちらのみで手放せず。


『Return of the Roughnecks』1997
 1枚目〜3枚目までバランスよく選んだベストアルバム。
 初回盤2枚組の2枚目はボーナスCDとして
「Tony Fletcher Walked on Water La La La La La-La La-La-LA」EP 1987


『Dreams in Celluloid』2013
 初期の曲のコンピレーション。
 2枚組。リマスタリングされている。
「The Fan and The Bellows」「Nostalgia」
Less Than Human」「In Shreds」など。
 2枚目は上記「Tony Fletcher」EP


■ブートレッグに近いライヴアルバム
John Peel Sessions』1990
 イギリスのバンドならば欠かせないジョン・ピールの番組から。
 当然「Strange Fruit」から出ている。
 1981年、1983年、1984年の3回で13曲。
 1984年のは「Return of the Roughnecks」「Intrigue in Tangiers」
「P.S. Goodbye」など2枚目から。


『Live in Toronto』1992
 この手のアルバムでは有名な「imaginary records」から出ている。
 詳細不明だが、「Swamp Thing」「Pradiso」「Soul In Isolation」など
 3枚目の曲を多く演奏しているので貴重。


『Here Today ...』1993
 こちらも「imaginary records」から。
 ラジオ番組用の音源。前半が1985年、後半が1982年。
String Quartet」「Bobby Moore's Wine」「Sally」「Dear Dead Boys」など
 他では見られない曲が収録されている。
String Quartet」はその通り、弦楽四重奏っぽい。


『Auffuhrung in Berlin』1993
 同じく「imaginary records」から。
 1983年のライヴのため、2枚目の曲がいくつか演奏されている。
「Singing Rule Britania」「Pefume Garden」など。


『The Radio 1 Evening Show Sessions』1993
 BBCでのライヴ音源。よく見かける「nighttracks records」から。
 前半が1993年、後半が1995年でキーボードの入った5人体制。
「Monkey Land」「On the Beach」など1枚目、2枚目の曲。


『Live Shreds』1996
「CLEOPATRA」というレーベルより。
 1982年・1983年のライヴであるため、1stの曲が多い。
「As High As You Can Go」「Up the Down Elevetor」など。
「Rock That」「Years Ago」が珍しいかな。


『Live at The Gallery Club, Manchester, 1982』1996
「VISIONARY」というレーベル。
 こちらも、タイトルにあるように1982年のライヴ。
 珍しいところでは初期の「Nathan's Phase」


■オリジナルアルバム(再結成後)
『Strip』2001
 再結成後の肩慣らしでアコースティックな編成のライヴ。
Less Than Human」「Nathan's Phase」「Here Today」など。
 9曲目「Road to San Remo」10曲目「Indian」が新曲か。
「Paradiso Records」というところから出ている。
 3枚目アルバムの曲からつけた名前からし
 メンバー自身のレーベルか。


『Why Call It Anthing』2002
「CLEOPATRA」より。レーベルからするとブートっぽいけど
 オリジナルアルバム? ライヴアルバムではない。
「Indiana」が収録されている。名前が少し違う。
 

『The Chameleons Live』2002
「Paradiso Records」からの2枚目のアルバム。
 2枚組のライヴ。2001年頃。
 過去の曲と再結成後の曲と両方を織り交ぜている。


『This Never Ending Now』2002
 Universal のマークがから出ているので正規のアルバム?
「Paradiso Records」からの3枚目。
 過去の曲をアンプラグドで演奏したものの第2弾。
「The Fan and The Bellows」「Tears」「View From A Hill」など。
 David Bowie「Moonage Daydream」を最後にカバーしている。