熊本の震災から8日目。
マスコミというかネットの書き込みのシェアからは
被災地支援のあれがひどいこれがひどい、
支援物資が行き渡らない、足りない、混乱している、
避難所の格差が生まれている、
というのをよく見かけるけど
14日を迎えるまで、そして14日以後ずっと
これまで通り熊本市に住んで
家を片付けたり、周りを助けたりしている人たちと電話で話したり、
直接の書き込みを読むと不便は続きつつも
少しずつ少しずつ前には進んでいるようだ。
何が困ったかと言うと水だという。
トイレを1回流すのに2リットル要する。ペットボトル1本。
1回の給水でもらえるのが2本。全然足りない。
東京にいる僕らも、2リットルのペットボトル6本入りの箱を
3箱は常に常備しておくのがいいと。
しかし、amazon を見てみるとショップによっては入荷時期未定。
震災の前からいつもこうだったのか、今だけそうなのかはわからない。
火曜、会社の帰りに銀座熊本館に行ってみる。
行列になっていて40分待ち。
ショーウインドウの大きなくまモン横に置かれた
義捐金の募金だけならばすぐ入店できる。
そうする人たちも多かった。
阿蘇産のトマトを使ったケチャップやパスタ用のソース、
風雅巻き(細長い乗り煎餅)などを買う。
レジもまたたくさん並んでいる。
多くは熊本や大分から上京してきた人たちなのか。
なんとかしたいと願う気持ちの緊張感がそこはかとなく伝わってきた。
東京にいて熊本のためにできる一番のことは
熊本産の野菜やその加工品、その他特産物を買うことなのだと思う。