6時半前に起きる。少しずつ起きるのが遅くなっていく。
柿を剥いて食べる。コーヒーを沸かす。
昨日と違って陽が出て昼間は暑いくらい。
洗濯物を干す。夜中雨が降ったのか、物干し竿が濡れている。
『イェルサレムのアイヒマン』を読み終える。
「悪の陳腐さ」と同時に、正義の陳腐さも描かれる。
ハンナ・アーレントはイスラエルによる裁判、
そのためのアイヒマンの逮捕のなにが問題なのか冷徹に分析する。
ヒットラーやアイヒマンを断罪したいのではなく、
ユダヤ人やイスラエル、シオニズムを断罪したいのでもなく。
一方的な「正義」に基づく証言や判決が一人の人間にとってどういう意味を持つか。
人類にとってどういう意味を持つか。
昼は冷凍していたご飯を解凍して温め、サバの味噌煮の缶詰をかけて食べる。
昨日母に送ってもらったシジミの味噌汁を飲む。
会社の後輩に明日の午後から出社すると伝える。
休暇も遂に終わり。
ストーンズの「From the Valut」シリーズの2本目、
1975年のロサンゼルス公演を観る。
この頃、ロニーはまだ Faces のメンバーのまま。
年末、ロッド・スチュワートが脱退して Faces が解散、
晴れてストーンズのメンバーとなる。
(正式にかどうかで言うとしばらく曖昧だったが)
大きなスタジアムでやり始めたばかりの頃。
ステージセットにもこだわったいる。
大きな蓮の花を模したセットで、開いてミックが登場するという。
この年のツアーはキーボードにビリー・プレストン。
ビートルズ『Let It Be』のセッションにサポートで参加したことで有名だけど
ソロでも全米一位とか大ヒット飛ばしてるんですね。
なので途中ビリー・プレストンが2曲歌うところがある。
その後キースが歌うときにミックは引っ込むようになったけど
この頃はまだ出ずっぱりで、歌う必要のばいミックは空中ブランコのようなものに乗っていた。
寺田正典氏の解説を読んでいて面白かったのは
『がんばれベアーズ』で主人公のテイタム・オニールが
ストーンズのコンサートに行くと発言したら
まだ小さな女の子が見に行くもんじゃないと呆れられる場面、
舞台がロサンゼルスで1975年の撮影だから
どうもこの日(ないしは前後の日の)のステージのことなんじゃないかと。
海外のマニアもそのことを論証しているらしい。
日曜の妻の交通違反の罰金を駅前の郵便局に払いに行く。
結構混んでいる。年配の方と主婦の方と。
駅前を子連れで歩いている女性は皆主婦なのか。
世の中には案外主婦が多いということを思う。
晩御飯のおかずの材料を買って帰る。
妻に頼まれてやまやで「本搾り」のハイボールと秋缶を買う。
LIVIN には一番搾りの熊本が売られていた。
陽射しが暑くてTシャツ1枚になる。
もしかしたら今年最後のTシャツかもしれない。
帰ってきて、ひと夏冷蔵庫に転がっていたコーラを飲む。
イエモンのファン・ベストの特典DVDを観る。
テレビ神奈川などの番組に出た時のものなど。
初期から中期手前のが多い。
『Smile』や『Four Season』の頃。
日本コロンビアの社長に会いに行くとか。若くて無鉄砲。
架空のバンド「The Yellow Money」を騙ったり。
夜、日曜に dean & deluca で買った白のゴーヤでゴーヤ・チャンプルー。
オイスターソースとほんだしを入れる。
豆腐は先にオリーヴオイルで焼いてから取り出して、
ゴーヤと豚肉をゴマ油で炒める。
いくつかレシピを参考にしてつくった。
BSをつけたら長野の山中を走るローカル線の番組。