神保町ブックフェスティバル '2016

予定のない日曜日、妻の運転で神保町へ。
この土日がすずらん通りで『神保町ブックフェスティバル
神保町全体でも来週まで『神田古本まつり


すずらん通りに各種出版社がテントを出して
汚れて難ありの本や、デッドストックの本が半額で売られている。
友人が facebook筑摩書房が絶版本ばかりを出しているとアップしていて、
これは是非行かなくちゃと。


着いたはいいけどパーキングにことごとく空きがなく。
あ、向こうに「空」だ! と思っても一通ばかりで近づけない。
しかもナビがそこまっすぐと出てもワゴンの並ぶ通りにぶつかって通ることができず。
もうとにかくどこでもいいから停めちゃえ、高くてもいいとしたら
帰りに精算すると4400円!? 上限なしで痛い目に遭った。
うーん、こういう祭りの時は車じゃない方がいいですね。
車の何がまずいって、たくさん買っても重いの運ばなくていいとリミッターが外れてしまう…


靖国通りすずらん通りもワゴンやテントは黒山の人だかり。
筑摩書房のテントは入り口の反対側で、
まっすぐ向かうつもりが途中のあちこちに寄ってしまう。
国書刊行会白水社、河出書房などはめぼしいものなし。
ああ、よかった散財せずに済む…
と思っていたら、やはり筑摩書房でやられた。


売ってるお姉さん曰く、このワゴンが最後の在庫だと。
気が付いたらたくさん買いこんでしまった…
ガルシア・マルケス『幸福な無名時代』
実相寺昭雄ウルトラマンの東京』
中条省平クリント・イーストウッド
矢川澄子『兎とよばれた女』
秋山耿太郎、福島義雄『津島家の人びと』
大森荘蔵坂本龍一『音を観る、時を聴く』
でもこれだけ買って2,000円。安い。


お姉さんが、三省堂の2階で筑摩書房フェアやっていて、
3冊買うと巻末の解説を集めた非売品の小冊子をプレゼントするという。
ふらっと見に行くつもりが、やはり買ってしまった…
外山滋比古『ライフワークの思想』
穂村弘『絶叫委員会』
都築響一夜露死苦現代詩』
中田薫山崎三郎『廃墟本 remix』
何がまずいってこちら半額ではなく普通に定価。


こうなると堰を切ってもはや止められず。青土社にて
カール・シファキス『詐欺とペテンの大百科』
マルキ・ド・サド『ソドムの百二十日』


芸術新聞社というところで
『記憶の遠近術〜篠山紀信横尾忠則を撮る』
ゼロ年代アメリカ映画100 』


いい買い物だったが、1万以上使ってしまった。
音楽の友社とか山と渓谷社とか東京創元社とか心を鬼にして素通り。
チョイと覗いたけど、ちゃんとは見ないようにする。
お金がいくらあっても足りない。


来年は時間とお金を確保して臨もう。
財布に3万ぐらい入れて、一日中いるとか。
本気で過ごすとそれでもすぐ使いきってしまいそう。
○○全記録とか××大全集とか…