昨晩高校の友人たちと飲んでいたら、
青森には鳥取砂丘の30倍もの広さの砂丘があると。
だけどそれは防衛省の施設の中にあって
一般人は中に入ることができないという。
境界の柵から写真を撮ろうとすると
自衛隊の人が飛んでくるとのこと。
検索してみると普通にたくさん出てくる。
「猿ヶ森砂丘」と呼ばれるらしい。
地図を見ると下北半島をまさかりに見立てた時の背の部分の海岸線が
長く砂丘となっている。
鳥取砂丘のようないかにもな砂丘ではなく、
砂地の海岸線と言った方が近い。
そういえば数年前、義理の弟の運転する車で下北半島の海岸線沿いを
北上していったときにずっと有刺鉄線が続いていた。
あれは何かと聞いたら自衛隊の施設だと。
確かにかなり長い距離続いていた。
飲んでた時には三沢の米軍基地が近いから?
なにか隠している? という話になったけど
特にそんなことはないようだ。
この砂丘で自衛隊が射撃訓練を行っていて危険だから、
というのが最大の理由。
全部が全部入れないわけではなくて、
普通に漁業で暮らしてきた一帯であるから立ち入り可能な区画もある。
訪れた、という方のブログもあった。
訪れたことはないけど
これまで僕は鳥取砂丘が日本一なのだと思っていた。
でもあれは観光可能な場所として最大級ということなのですね。
僕らが「砂丘=鳥取」と信じて疑わないのは
観光資源として鳥取の人たちが大事にしてきたからだろう。
青森のこの砂丘も観光地とすれば
恐山、大間、尻屋崎を訪れる途中にあって
下北半島を訪れる人も増えるだろうに、
と思うがなかなかそううまくはいかない。
青森出身でもここのことは知らなかった。
しかもこんな大きいのに。
在住であってもほとんどの人は知らないのではないか。
旅行に詳しい友人曰く、
恐山の宿坊が実はとてもよかったとのこと。
広くて静かで料理もよく、温泉も入り放題。
るるぶ、まっぷるだけを頼りに旅行をしていたら
いろんなことを見逃してしまう。