青森帰省の補遺

週末の青森帰省で書き残したことのいくつか。


土曜の夜、妻から LINE が。
帰りに近くのセブンイレブンに寄ろうとしたところ店が無くなっていた。
閉店どころか更地になっていたという。
…いつのまに??
先日タワレコでオーダーした商品をセブンイレブンで受け取ろうとして
光が丘の地図から選択しようとしたら、あるべき場所にこの店舗のマークが表示されない
ということがあった。そういうことだったのか。
駅からの帰り道の唯一のセブンイレブンがなくなるのは不便。
他にあともう一軒、サンクスがあるだけ。
更地にせず居ぬきで他のコンビニが入ってほしかった。
オーナーにもいろいろ事情があったんだろうな。


日曜の昼、新青森駅でお土産を見て回る。
田酒の甘酒があった。妻が甘酒好きなので買っていくことにする。
裏のラベルに記載されていた製造元を見たら「三浦醸造」とあった。
あれ? 「西田酒造」ではない?
も、もしかして豊盃が好調で買収!? いや、あちらは「三浦酒造」だ。
調べてみると「三浦醸造」は味噌やジャムをつくっていて、
「西田酒造」と同じく油川にあった。
もしかしたら正月に帰ったときに買った津軽味噌はここのかもしれない。


土曜の夜、母が買ってきていた青森の地酒が「安東水軍」
飯田橋の「あおもり北彩館」でも真っ赤なラベルが目立って前から気になっていた。
田酒が田んぼに流れる澄んだ水、豊盃が真夏にもひんやりとした井戸、
亀吉が大木を支える苔の混じった土というイメージだとしたら
安東水軍は名前の通り、津軽の寡黙な船乗りたちだろうか。
すっきりと飲みやすいが、田酒や豊盃よりも腹にぐっと来る。
調べてみると西海岸、鯵ヶ沢の尾崎酒造。
近いということもあって白神山地の水で仕込んでいる。
「白神のしずく」というのも出している。


青森も杉花粉が盛んに飛んでいた。
桜が咲くのが5月だから杉もまだかなと甘いことを考えて
マスクをせず、アレグラも飲まずにいたら土曜の夜、鼻水が止まらない。
というか今日の全国の飛散情報を見てみると
関東よりも北陸・東北の方が多いのですね。
関東地方のピークは過ぎ去ったか。


金曜の夕方、新青森駅からローカル線に乗って青森駅へ。
第3セクターの青い森鉄道の八戸行きに乗り変える。
かつて、新幹線が八戸までだった頃は青森までの特急が走っていたルート。
新青森まで延びたと同時に払い下げられた。
市民の足としての需要はありそうだけど、経営は厳しそう。
青森駅から5分の次の駅、筒井で下りたら料金が250円。なかなか高い。
一度改札を出て切符を買い直すことはせず、
一度階段を上って直接ホームに向かったので切符がない。
下りるときに支払う。
料金がいくらかどころか小銭すら持ってなくてもたもたしていたが、
車掌の若い青年はゆっくり待っていてくれた。
東京のようなギスギスした雰囲気はなく、皆のんびりしている。


青いジャムや紅茶、クッキーが今注目されてるみたいですね。
駅のお土産屋でも目立っていた。
ヴィレッジバンガードで年間2位の売り上げ、とあった。
タイの染料で自然な青色を出すらしい。
http://news.mynavi.jp/articles/2016/08/19/aomori/