愛猫日記その後

昨晩のその後。
妻がみみたを迎えに行く。
家に連れて帰ってきてもぐったりと元気がなく、ヨタヨタとベッドの下に向かったという。
しばらく寝てから、気がつくと起き上がっていてやはりヨタヨタとすり寄ってきて、
お気に入りのボールを咥えてきて遊ぼうとせがんだらしい。
19時より食事を与えてもよいということで小猫用の牛乳を皿に入れるとヨロヨロと近づいて飲んだ。
猫缶も少しずつ少しずつ食べた。昨晩から何も食べてなかったので相当腹が減っていたのだろう。
妻は病院からもらってきた化膿止めの粉薬を水に溶いてスポイトに含んで飲ませた。
これも嫌がらず、時間はかかったけど受け入れたという。


写真を送ってもらうと、心なしか弱っている。
遊ぼう遊ぼうとボールを持ってくるが、妻は疲れさせないようにと心を鬼にして無視するようにした。
夜、友人たちと石神井公園で飲んでバスで帰ってくるとみみたはだいぶ元気そうに歩き回っていた。
だけどまだ麻酔が効いているのかどことなく心もとない。左目がきちんと開いていない。
ボールでは遊ばず、ふたり代わる代わるソファーの上で撫でているとしばらくしてからトロンと眠り出した。
5mmほど切開してタマを取り出したと手術の話を聞いた。


朝起きるとみみたが隣で眠っていた。
僕の腕に手を乗せて、ちょいちょいとひっかく。
いつも通りの元気さを取り戻していたのでボールを投げて千本ノックを。
昨日ヨタヨタしていたのが嘘のようだった。


荻窪の床屋に行って、吉祥寺のいせやで焼き鳥を。
井の頭線に乗って渋谷に行って中古CDを買って帰ってくる。
BLeagueの決勝戦で栃木と川崎。
見ながらまた千本ノック。階段の下に投げてもトテトテトテと取りに行く。
遊び疲れてソファーの上で丸くなって寝た。
いつもより寝てる時間が多いかな。気のせいか。
いせやで買ってきた焼き鳥には興味を示してテーブルに乗ってきたけど。


去勢手術をせず、外で好きに放し飼いできたらいいのだが。
それで小猫も生まれて。そういう幸せを味わってほしい。
しかし東京に住んでいるとそうもいかない。
あとはどれぐらいの幸せを僕等はみみたに与えることができるだろう。
先週キャットタワーを買うことにしたけど、そういうのだけではなく。
楽しい時間をどれぐらい一緒に過ごせるか。
みみたと3人家族の生活。
これが長く続くことを願う。