愛猫日記

今日、みみたが去勢手術を受ける。
飼い猫の宿命とはいえ、痛々しくて辛い気持ちになる。
昨晩帰ってくると何も知らないみみたは
いつものように遊ぼ遊ぼとボールを口に咥えてトテトテとやってきた。
切ない。何度もボールを投げてやる。


今日の朝も5時に目が覚めると枕の脇にみみたがいた。
5時半に目覚ましが鳴るまで、ボールを投げてやった。
手術の日は前の晩23時以後は食事不可というので
自動給餌器も今朝の分は設定を変えてストップ。
いつもの時間になってもカリカリは出ず。
どうしたのかなあと僕のところにニャアニャア鳴いてすりよってきた。


2月の今頃出会って、東京に連れ帰ってきて早3ヶ月。
みみたと名づけられ、今ではかけがえのない家族の一員となる。
最初のうちは怯えてソファーの下から出てこないということもあったけど
その後すくすく大きくなった。ずーっと餌をねだられまくり。
終日留守にして帰ってくると機嫌を損ねたのか、
障子を破られたり、煮干や鰹節の袋が破られて部屋中に撒き散らされたり。
それを叱るとソファーをバリバリされる。
それでもかわいいんだよなあ。
咥えてきたボールを持ってきてポトリと落とされ、
前足でチョイチョイされると全て許したくなる。


東京は雨。
動物病院に連れて行った妻から預けてきたと連絡が。
やはりケージに入るのを嫌がったらしい。
代わってあげられるなら代わってあげたいなあ。
去勢されたいわけではなく、
和が子の痛みを代わりに受けられるものなら受けたいと。


全身麻酔を打たれて今は眠っている頃か。
自分の手術のときの全身麻酔は何てことないけど、
他人の全身麻酔は心配になる。
手術が無事終わって妻が連れ帰ってくるまで、一日中落ち着かない。


手術を終えて帰ってきたら腹いっぱい好きなものを食べさせてやりたい。
妻曰く、これから一週間はぐったりしがちとのこと。
もっとボールで遊んであげたらよかった。
後悔しても今更遅い。


がんばれみみた。元気になって帰ってこいよ!