踊りたくない

昨日に引き続きテレビの話。
最近よくアメトーークを見ていて、昨日は2時間スペシャルで前半が踊りたくない芸人。
千原ジュニア三四郎小宮、ピース又吉、博多大吉、千鳥大悟、ロンブー亮が出てきて、
「Perfect Human」「恋するフォーチュンクッキー」「恋ダンス」などを踊る。
というか踊らされる。
全然できない。リズム感がなく、手と足がばらばらで、とにかくぶきっちょ。
視聴者はそのクセのつよいできなさっぷりに笑うところなんだけど、
身につまされるというか、いたたまれなくなって最初のうち全然笑えなかった。
運動神経が鈍い者からすると過去のいろんな痛い思い出が蘇ってきて…


出てきた皆そうなんだけど、基本のステップとか、足だけならばなんとかなる。
どんなにぎこちなくても、一応たどれる。
だけどそこに上半身が加わってくると途端にダメ。
これ、すごくよくわかる。
わけわかんなくなって頭の中が真っ白になる。
手なら手、足なら足、どっか一か所しか動かせないんですよ。
だからギター弾きながら歌うなんてのももってのほか。


ゲストの EXILE のメンバーが、
「考えず、感じたままに動いた方がいい」とアドバイスするんだけど、
それはあくまでできる人の意見であって。
お手本の通りにやれと言われてもその通りに体を動かすことができない。
真似して勝手に体が動くわけではなく、常にスイッチが切れてるから
考えないことには指示が出せない。
考えたところでどうしたらいいかわからない。
ほんとね、ダンスなんていったい何が楽しいんだろう…


そんな僕も大学一年の時には何を血迷ったか
いろいろな縁で体育会系の社交ダンス部で。
やっぱね、ダメなものはダメでしたね。
それもまたトラウマに、という黒歴史