雪の日に傘を差さない理由

早く帰ってきて夜ご飯。
テレビをつけたらケンミンショーをやっていて、久しぶりに見た。
福岡の駅弁「かしわめし」がうまそうだった。


その後北海道の雪事情。
年間130日が雪なのだと。
札幌市全域を雪かきすると一晩で1億2000万だったか、3000万だったか。
となると、年間250憶ぐらいか。
春になると消えるものにそんなに使うのか。
とも思うが、しかし、その分何かが循環するのだろう。


で、そこで話題になっていたのが、道民が言うには、
なんで雪の日に傘を差すのかと。
そうそう! 僕も雪がシンシンと降ってようと吹雪だろうと
青森住んでた頃は傘なんて差したことがなかった。
フードをかぶればいいだろう。それすらもいらない。
上京して雪の日は皆傘を差していて僕にとっては不思議だったし、
周りの人にとってはそんな僕が不思議だった。


なんで差さないか、
その理由の一つはテレビでも言っていたように払えばいいというもの。
それ以外にもあると思っていて。
子どもの頃、雪が積もると空き地にできた雪山で遊んでいた。
かまくらをつくったり、ミニスキーで滑ったり。
吹雪だろうとものともしない。
全身ヤッケみたいなのを着こんで雪の中を転げまわる。
そんな中、傘なんて差さないものであって。
そのまま育つと、雪の日に傘を差すという感覚が無くなる。


あと、もうひとつ。
傘を差すとなるとポケットから手を出さないと行けなくて。
手袋をしていても寒いものは寒い。
どうせなら外に出さないままでいる方が温かい。
案外、そういうことなんじゃないかと思う。


あるいはただ単に雪が上に積もると傘が重たいからじゃないか。
東京みたいに上品には降らないんですよ。