今日は13日の金曜日。
思い出すのはジェイソン（１作目だけではなく、４作目も名作だと思う）ですが、
（ある程度世代が上の）青森県民にとっては伊奈かっぺい。
13日の金曜日に今はなき青森市の「だびよん劇場」でライブをやってたんですよね。
ライブというか漫談というか。
一人で舞台に立って、津軽弁で詩を読むはずが合間のトークの方が長いという。
題して「にぎやかなひとりごと」
前にも書いたことがあったかな。
あの頃のそういったステージを録音してアルバムにしたカセットテープが
青森ではよく売られていて、というかよく出回っていて、
ダビングを重ねたテープがかなりの数流通していたのではないか。
面白いから聞いてみてよ、という。
僕もそんなふうにして初めて聞いた。
小学校の同級生のお母さんが家に持ってきたんだったか。
それをダビングしてもらって…
その後普通に自分でも買うようになったけど。
カセットテープのそのダビング感覚は
違法な音楽、映像データの共有、ダウンロードとはちょっと違う。
旧ソ連、東欧の地下出版、ガリ版刷りのコピーが出回っていくのに近い。
データがあればいくらでも瞬時に、というのとは違って、
一本生み出すのにそれを複製するための時間と物理的な機械を必要とする。
それなりに手間を要する。
もう結構な年だから伊奈かっぺいも今日はライブをやってないか。
というかだびよん劇場もないし、ちょうどいい場所も今はないか。
倒れた時もあったしな。
