『MINITURE LIFE展 〜田中達也 見立ての世界〜』

昨日は「Lazy Sunday」を聴いた後で日本橋高島屋へ。
ミニチュア写真家の田中達也という方の展覧会のチケットを妻がもらったという。
NHK朝ドラ「ひよっこ」のオープニングを担当している。
畳をあぜ道に見立てておもちゃのバスを走らせ、ミニチュアの人形が待っている。
靴のブラシを稲穂の実った田んぼに見立てて、稲刈りをしている。
昭和の炊飯ジャーやラジオ、置時計で作られた町並み。
あの風景を作った人。桑田佳祐の「若い広場」がバックに流れる。


僕は全然知らなかったけど、熊本出身で鹿児島在住。
2011年から一日一枚欠かさず、ミニチュアの写真をネットにアップしているとのこと。
http://miniature-calendar.com/


三連休の中日ということもあってなかなか混んでいた。
写真と、ところどころ実物。
写真に撮っていいというので皆、スマホでパチリ。
右に左に、しゃがんだり覗き込んだり、
どういう角度で撮るとリアルか模索しながら。
ブロッコリーを木に見立ててサバンナを。
青いホッチキスをクジラに見立てて海を。
ホッチキスの針を摩天楼に見立ててニューヨークを。
食器、食品サンプル、文房具などとミニチュアの人形を組み合わせてユーモラスな風景を作る。
この発想はすごいなあと思うし、それを一日一枚今も続けているのはさらにすごい。


僕らがミニチュアの人形っぽくなって写真が撮れるコーナー
(巨大なキノコや、竹に見立てた緑色のストロー)や、
ひよっこ」のオープニングを再現したコーナーなどあり。
この日は作者本人が登場してサイン会も行っていた。


展示スペースを出ると、25日にリニューアルオープンする日本橋高島屋新館をアピールする映像が。
やはりミニチュアで。高島屋がデコレーションケーキが造られていた。
日本橋の駅は目覚まし時計やタオル、歯ブラシで。


その隣が東北物産展で、
八戸の「しおてば」に盛岡の「ベアレンビール」、米沢牛のコロッケなど買って帰る。
見るもの皆食べたくなりますね。
日本橋高島屋は駐車場の使い勝手もよく応対が丁寧で、なかなかよい時間を過ごすことができた。