成人式というもの

昨晩、「家、ついて行ってイイですか?」をたまたま見たら新成人特集。
千葉市高崎市と来て、3本目に青森市というか浪岡。
りんご農家に育った気のいいあんちゃんでアニメが趣味。
落ち着いていて、達観していて、妙に人間ができている。
同窓会で吉幾三の「俺ら東京さ行くだ」を歌い、配達の仕事で手取りは10万。
高校生の時に屋根から落ちて腰が悪く、今もコルセットをしているという。
 
千葉市の成人式はヤンキーばかりだったが、
雪の積もる浪岡の成人式は大人しかった。
ご当地アイドルがこじんまりとしたステージで歌っていた。
僕が青森市の成人式に出ていたらこんな感じだったのか。
 
昔書いたことがあるが、
住民票を小平市に移していたので特に思い入れもなく、出席しなかった。
寮の部屋で朝まで麻雀を打って昼まで寝て、
駅前に昼めしを食いに行ったら出席して帰ってきたというやつとすれ違った。
その気になれば青森市のも出られたんだろうけど、
正月に帰ったばかりだったのでまた戻るというのも金のかかる話で。
 
最近は40歳のときにW成人式を行うところもあるみたいで、
その頃青森市にあったら行ったかもしれないと思う。
20歳では働いてるか学校に行ってるか、実家か一人暮らしか、ぐらいの差しかなく、
結婚して子供がいるという人はまだまだ少ない。
40歳になってると職業も家庭環境も健康状態もかなり千差万別。
人生に一つ節目をもたらすのもありだなと。
高校の同窓会の幹事学年が2年前、
42歳の頃に回ってきたのはそういう意味もあったんじゃないか。
久しぶりに100人以上集まって、あれこれと近況を話し合った。
 
そして3周目、60歳過ぎてからの同窓会がまたもうひと盛り上がりとなるんだろうな。
トリプル成人式というのもなんですが。