ダイナマイトに毛が三本

ヤツらが街にやってくる
分福茶釜をかき鳴らし
三途の川もひとっ飛び
つむじは要らぬ屁もこかぬ
どいつもこいつもチョンチョコちん
さてはしんがりつとめるは
ダイナマイトに毛が三本
 
ヤツらは街を出て行った
浜の白洲も枯れ果てて
クルクルパーの夜があけた
口笛吹いて笑い出す
見知らぬ少年デデスコでん
一本二本と気もそぞろ
ダイナマイトに毛が三本