みみたの食欲はとどまるところを知らず。
しょっぱいもの、油っぽいものを欲しがるのは飼い主に似たのか。
一昨日は流しに置き忘れていたラーメンスープの袋をぺろぺろして、
昨日はスーパーで買ったメンチカツからこぼれた揚げカスを食べようとした。
空のパックに残ってたやつ。
体に良くない。気づいて慌てて流しに向かう。
キッチンのメタルラックに煎餅やパン、カップラーメンを
そのまま置いていたら食い破るようになったことを以前書いた。
ダイソーで買った収納ボックスに仕舞うようになったのだが、
ラックの空きの部分にカゴを置いていたところ
そこに飛び乗るようになって、
そこを起点に仕舞い忘れていたものがないか
首を伸ばし、前脚を伸ばし、フンフン、フンフンと探る。
その手前にふたつゴミ箱を置いている。
みみたに近い方のはプラスチックごみを入れている。
たまに雑な捨て方をして
パッケージの切れ端が蓋の間から覗くことがある。
それを取り出せないか、引っ張り出せないか
チョイチョイ、チョイチョイと頑張っている。
なかなかうまくいかない。
また別な日。
端の方を下に押すと反対側の端が跳ね上がるつくりになっているので、
そのことに気づいたみみたは熱心にバタンバタンとやっていた。
……特に夜中僕らが寝ているときに。
いつだったか、「あっ」と妻が大声を出して目が覚める。
遂に、蓋の間から覗いていた切れ端を、
蓋をバタンバタンやることで取り出す方法を発見した。
引っ張り出してキッチンの床にぶちまけていた。
納豆の包みだとか、冷凍うどんの袋だとか。
ひー。
ゴミ箱にスナック菓子などの入って重たくなった収納ケースを
重石代わりに置いて寝た。
そのことが不満なのか、狩猟本能が刺激されたのか、
数日後の夕方、みみたのジャンプする音が聞こえてくるなあと見に行ったら
キッチンの窓枠に置いていた、ネットに入ったにんにくを
チョイッ チョイッ とやって落そうとしていた。
え？ そんなものまで食べたいのか。
これもまた慌てて仕舞った。
うーむ。本当はもっとあげるべきなのか。
適切な量がわからないんですよね。
好きにさせたら食べ続けるだけだし。
最近は夜、カリカリ、猫缶、猫用のかまぼこスライス、猫用の煮干し、
これらをルーチンであげないと納得しない。
コース料理か。
デザートには歯磨き用のささみジャーキーまで一本あげている。
いつもダイニングで仕事していて、
打ち合わせが終わるとコーヒーを飲むためにキッチンへと向かう。
リビングで寝ているみみたはそのたびに飛び起きて同行する。
最近は打ち合わせを終えてヘッドセットを置いたとたん、
起き上がるようになっている。
