聖火リレー

昨晩、高校の友人たちの LINEグループで
同級生が聖火ランナーで走っていたと連絡が。騒然となる。
というかそもそも、聖火ランナーがどこを走ってるか全然知らず、
その日青森市を走ることになっていたということも知らなかった。
 
動画のリンクが送られてきたので見てみる。
もちろん、公道を走ってのリレーではない。
港近くの青い海公園が会場。
白の短パンに白の半袖シャツ。赤いラインが入っている。
前のランナーからトーチに聖火を移されて、
二人並んでポーズを決めるとその走者は少し走りだす。
周りの人に手を振りながら、ほとんど足踏みのような速度で。
角を曲がったところで次のランナーが待っていて聖火をバトンタッチ。
トータル1分半ぐらいの動画だった。
 
走者一人ずつ、NHKは動画にしていた。
視聴ページには走者のコメントも載っていた。
聖火ランナーとしての思い、オリンピックに対する思い。
2020年用に用意した文章をそのまま流用している。
 
この日の扱いは「点火セレモニー」となっていた。
トータル110人近くがランナーとして参加、
その日最後の走者はピコ太郎こと古坂大魔王だった。
 
オリンピックを開催すべきか、中止すべきか。
否定的なムードが増えている中で
実施の形が変わったとはいえ、
当初の予定通り聖火ランナーを引き受けて全うするのは大変なことだったと思う。
面と向かって、あるいは陰から、心ないことを言われた人もいるだろう。
聖火リレーも本来ならば輝かしいイベントとなるはずが、
腫れ物に触るようにこそこそ隠れるようになされる。
 
東京都の聖火リレー的イベントはこれからなのだろうか。
その辺りもよくわかってない。
練馬区は近くの公園でやってて気が付かなかった、ということになりそう。
 
僕にとって東京オリンピックの思い出は
「高校の同級生が天下セレモニーに出てた」で終わってしまう可能性も高いなあ。