以前、妻があるところで話に聞いたという「自分を表す33冊」というのを選んでみた。
なんで33冊かというと、
人生の中で本気になって読む本はそれぐらいの数なんじゃないか、とのこと。
---
佐藤愛子『娘と私の時間』 ※母の書棚にあって、初めてエッセイというものを読んだ
星新一『ボッコちゃん』
広瀬正『マイナス・ゼロ』 ※日本SFの最高峰
『映画暦』(フィルムアート社、1986年)
ジョーゼフ・ヘラー『キャッチ22』
渋谷陽一編『ロック読本』
岡崎京子『Pink』 ※高校時代に演劇部の部室で読んで僕は東京に出ようと思った
J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
カルロス・カスタネダ『未知の次元』
ヴェネディクト・エロフェーエフ『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』 ※修士論文のテーマ
中崎タツヤ『よりぬきじみへん』
ウラジーミル・ナボコフ『賜物』
FAMA『サラエボ旅行案内―史上初の戦場都市ガイド』
『クラック・コカイン・ダイエット』(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
石牟礼道子『苦界浄土』 ※日本文学の最高峰はこれじゃないかな
永沢光雄『おんなのこ』
アーシュラ・K・ル=グィン『内海の漁師』
野田努『ブラック・マシン・ミュージック』
佐藤貢『旅行記』
だいたい読んだ順に並んでます。
でも、自分を表す33冊なので、
僕の選ぶ国内海外文学の傑作、名作の類はほぼ入る余地がなかった。
ほんと絶妙な数だなあ。