自分を表す33冊

以前、妻があるところで話に聞いたという「自分を表す33冊」というのを選んでみた。
なんで33冊かというと、
人生の中で本気になって読む本はそれぐらいの数なんじゃないか、とのこと。
 
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藤子・F・不二雄ドラえもん 15巻』 ※一番最初に読んだ漫画、一番SF度が高い
ウルトラマン怪獣図鑑 ※手元にないので大伴昌司かどうかわからず
手塚治虫ブラックジャック 22巻』 ※これもブラックジャックの中で最初に読んだもの
佐藤愛子『娘と私の時間』 ※母の書棚にあって、初めてエッセイというものを読んだ
藤子・F・不二雄『カンビュセスの籤』(藤子不二雄SF全短篇の1巻)
星新一『ボッコちゃん』
『暗闇からの脱出』(ローンウルフ・シリーズ、ホビージャパン)※ゲームブック、初めての本格的なファンタジー
広瀬正『マイナス・ゼロ』 ※日本SFの最高峰
『映画暦』(フィルムアート社、1986年)
 
ジョーゼフ・ヘラー『キャッチ22』
ザ・ブルーハーツ『ドブネズミの詩』 ※中学生の頃、ブルーハーツが価値観の全てだった時期が……
渋谷陽一編『ロック読本』
岡崎京子『Pink』 ※高校時代に演劇部の部室で読んで僕は東京に出ようと思った
カルロス・カスタネダ『未知の次元』
 
ミハイル・バフチン『フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化』 ※修士課程で追いかけた人
ヴェネディクト・エロフェーエフ『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』 ※修士論文のテーマ
中崎タツヤ『よりぬきじみへん』
FAMA『サラエボ旅行案内―史上初の戦場都市ガイド』
『クラック・コカイン・ダイエット』(ハヤカワ・ポケット・ミステリ
石牟礼道子『苦界浄土』 ※日本文学の最高峰はこれじゃないかな
永沢光雄『おんなのこ』
アーシュラ・K・ル=グィン『内海の漁師
野田努『ブラック・マシン・ミュージック』
佐藤貢『旅行記
 
村上たかし星守る犬』 ※ペットを飼うということが自分の中で大きな変化だった
木原浩勝 、 中山市朗『新耳袋 4巻』 ※全10冊の中では、これ。ここ数カ月は怪談本ばかり

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意外とすんなり選べた。ほぼ悩まず。
だいたい読んだ順に並んでます。
 
でも、自分を表す33冊なので、
僕の選ぶ国内海外文学の傑作、名作の類はほぼ入る余地がなかった。
ほんと絶妙な数だなあ。