昨晩、ご飯を食べていたらふと妻がこんなことを言う。
「玉川上水って深いところでどれぐらいなんだろう?」
なんで? と聞くと、
「ほら、太宰が。自殺できるぐらい深かったっけ?」
確かに、小平のあの辺りのは足首ぐらいでとてもじゃないけど死ぬのは無理。
洗面器に張った水に顔をつけて死ぬようなもの。
じゃあ、太宰はどこで? となるがどちらも知らない。
小平よりも奥なのか、先なのか。
いや、それは住んでいた場所か?
下って行った先はどこに出るのかも知らない。
調べてもいいんだけど、調べるほどでもない。
いつかあるとき出会って、そうだったのか!? となる機会を待っている。
そういう「いつか知ることができたらいっか」というもののリストが心のどこかにある。
いくつかあるはずなんだけど、いつも思い出せずにいる。
今、ひとつだけ思い出した。
ドラえもんの中で、何巻だったのか、割と初期の方だったと思うが、
あるおじさんが「やあ、滑川くん」と呼んでいた。
そこにきちんと、「ナメカワ」とルビが振られていた。
他の回でそのように呼ばれていたのは見たことがない。
あれはなんだったのか。
藤子・F・不二雄先生は「骨川」と書いたつもりが、
消しゴムのかすなどゴミが付着して写植の人が「滑川」と捉えたか。
だとしたもルビは「ホネカワ」ではないのか。
そもそも漫画のルビっていつ誰がつけるものなんだろう?
写植の人が「滑川」と読んで、そのまま「ナメカワ」としたのか。
もっと前の段階で担当の編集者がつけるのか。
だとしたら「ナメカワ」とするわけがない。
描いた漫画家ならなおさらだ。
この件、小学校の頃から気になっていて今も真相はわからず。
ググればすぐなんだろうけど。
ここまで来るとググってしまったらもったいない。
なんという偶然と思うが、スネ夫の件についてはわからないまま変わらず。