本の福袋

夕方、仕事がひと段落ついて息抜きがてら図書館へ。
妻に頼まれた本を受け取る。
カウンターで利用カードを渡して、書架から持ってくるまでの間、
ふと見ると脇の台に茶色い袋が並べられていて、
「光福袋」と書かれた封が。
脇のシールには「光が丘図書館 本の福袋」とあった。
「この福袋のテーマは… ラーメン」
 
面白そうな試みだな。
野球、ビールと迷ってラーメンにした。
古くなった本をくれるのではなく、あくまで貸出。
「※ご利用には貸出処理が必要です」と注意書きがあった。
久しぶりに区立の図書館で本を借りた。
 
1日10袋限定だという。
文庫の方は既に完売ならぬ完貸出となっていた。
(「売」の字に二重線が引かれて、その上に「貸出」)
 
家に帰って開けてみる。2冊入っていた。
チキンラーメンの女房 実録安藤仁子』(安藤百福発明記念館篇/中央公論新社
『おいしい文藝 ずるずる、ラーメン』(河出書房新社
 
ほうほう。
なんか想像したとおりの選書。いいね。
前者は朝ドラの元になったんじゃないかな。
 
後者は別のシリーズかもしれないが、カレーのを読んだことがある。
藤子不二雄はAとFの二人で。
もちろん、グルメ界のひょうひょう系達人、東海林さだお久住昌之の名前もある。
などなどで合計30人以上か。
これはいつか読もうと amazon で中古をオーダーした。
図書館で借りた本を読まないのは本末転倒か。
興味ある本に出会えたからいいのか。
 
袋にはアンケートのお願いと、福袋のおまけのしおり。
猫が描かれている。
ここにあと、司書の方のその本の推薦文一言あれば完璧か。
 
こういう試みはとてもいいと思う。
全国的に結構あるのかな。
練馬区だと光ヶ丘だけなのか、他でもやってるのか。
 
気になるんで明日は野球の福袋を借りに行ってみるかな……