国立散歩

昨日は妻の後輩ちゃんと3人で国立散歩。
後輩ちゃんが引っ越し先を探していて、だったら国立はどうかと。
 
9時半過ぎに家を出る。
青梅街道だったのかな。小金井・小平方面はずっと道が混んでいた。
11時過ぎに国立に着く。
いつもの北口の駐車場に停めて後輩ちゃんと落ち合う。
 
後輩ちゃん、国立は初めてとのことでまずはロージナへ。
昼の混む時間帯ではなかったので空いていた。
激辛のカツカレー(酸味の聞いたザイカレー)を食べた。
 
12時、散策開始。
不動産屋があったら立ち止まって物件を見る。
1K で国立駅から徒歩10分圏内だと7万ぐらいか。
僕が住んでいたロフト付きのアパートは5万3000円だった。
 
旭通りに入る。
ここ数年で飲食店の多くが入れ替わっていた。
しかしすた丼屋は健在で。
ああこのロシア料理屋まだあるんだ、写真屋も懐かしいなあ。
そんなことを言いながら歩く。
通りの端の方に来ると「鳩の湯」という銭湯が。最近できたのか。
 
あれがたまらん坂、と指さす。
まっすぐ向こうに坂が伸びている。国分寺まで行くことができる。
すぐそこに僕が3・4年生の時に住んでいた寮があった。
 
そちらには向かわず、反対方向、住宅街に入って大学の脇を歩く。
一本入るだけで途端に静かになる。
大学のある街なので落ち着きがある。
 
昔は大学の門が開け放たれていて誰でも入ることができたけど
今はコロナ禍で学生と先生のみ。
遠くから覗くのみ。東側の校舎が建て替え中だった。
 
大学通りに出る。
古着屋・古道具屋のアンティーク・ジョンに寄るつもりが、臨時休業だった。
大学通りは古道具屋が多い。
 
途中パン屋があったら寄って、としているうちに国立高校を過ぎて谷保駅に到着。
国立よりは鄙びているけど、ここはここで住みやすそう。
自転車があれば国立駅周辺もすぐだし、谷保もありじゃないかという話になる。
 
大学通りの反対側を引き返す。
フリーメイソンのロッジ、
いつかは住んでみたい「ガーデン国立」の白い家並みを過ぎて
またすぐ大学に戻ってきた。
 
妻と後輩ちゃんは雑貨屋の「George's」に入るというので
僕は別行動で増田書店やブックオフへ。
14時半、北口の三浦屋で待ち合わせて少し買い物をして駐車場へ。
 
最後、府中に移転した「葉々屋」を見に行く。
紅茶とスコーンの店。
途中、府中刑務所があった。初めて見た。こんな物々しいのか。
刑務所の向かいに一軒だけハンバーグの店が。
こういうところで営業するなんていい度胸だな。
しばらく行くと市民球場。
府中は競馬場があることでお金に余裕があるんだろうな、と思う。
 
府中という町は武蔵野線エリアから京王線エリアに入ると途端に華やかになる。
でもどこか乾いた街並みで。
というか国立の緑が多く、しっとりと潤いのある印象を受けた後だからだな。
 
「葉々屋」は小さい店構えになって、一度に入れるのは一組のみ。
紅茶よりもスコーンを押していた。
 
後輩ちゃんを送っていく。
甲州街道を東へ。夕暮れの東京。
18時前には帰ってきた。