コーチャンフォー若葉台店へ

昨日が仕事始め。
しかし、差し迫って進めないといけない仕事もない。
(あるにはあるのだが、エンドが先なので身が入らない)
4日、5日休みの日ともチラホラといる。
ということで今日5日は休みをとることにした。
 
では何をするかというと、前から妻が行きたいと言っていた
稲城市若葉台にあるとても大きな本屋「コーチャンフォー」へ。
本来は年末の30日、二子玉川で甥っ子・姪っ子へのお土産を買おうとして家を出て、
ガソリンスタンドで給油していたときに妻が「今日行けたら行きたい」と。
その時点で具合の悪かった僕は行きたくないとNGを出した。
試しに途中まで向かうも、ギブアップして家に引き返す。
そこから先、その日はウイルス性胃腸炎で寝て過ごすことになった。
それも申し訳ないな、ということもあり。
 
10時半に家を出てガソリンスタンドで洗車する。
環八を芦花公園の辺りまで進み、途中で甲州街道に入る。
西へ。千歳烏山。千川。調布。
葉を全て落とした背の高い並木道が続く。
京王線の沿線の町は京王線の沿線らしい町並みとなる。
何がどう、東急線西武線と違うのかというと言葉にはしにくいが。
少なくとも、なぜか、ロードサイドのファミレスやファーストフードの店がない。
でもそれは京王線がどうこうというよりも甲州街道の特徴なのか。
 
矢野口駅前に出て南へ。稲城市に入る。
果樹園が増える。梨なのか。
多摩川を渡る。
昨年2月に多摩川沿いを歩いた時にこの交差点歩いたな、と思い出す。
 
住宅街を抜けて郊外というよりも田舎な雰囲気となる。
埼玉や千葉の奥とはまた違う、東京23区外ならではの田舎。
しかし若葉台コーチャンフォーはこのすぐ近く。
こんなところに大型書店なんてあるのだろうか?
と不安に思う。
そのうちにマンション群が広がる静かな、よく整備されたエリアに出た。
個人経営の店や戸建ての家はなく、あるのは道路と大型店舗のみ。
着いてみて、なるほどとわかった。
コーチャンフォーは想像していたよりもはるかに大きく、
これを建てるなら確かに郊外のだだっ広い土地が必要だな。
駐車場からしてここはショッピングモールか? と見間違うような広さだった。
 
店内も広い。やたら広い。くらくらしそうなぐらい広い。
サッカーのグラウンドひとつ、すっぽり収まるのではないか。
しかし、……品ぞろえはそれほどでもなかった。
ここに来ればマニアックな探し物に出会えるということはないだろう。
試しにハヤカワ文庫のSFと音楽全般の棚を見てみる。
この広さでこの品ぞろえか。
新刊とロングセラーなどの売れる本だけなのだな。潔いぐらいに。
ロングテールのための在庫は持たない。
その代わりに広い本棚の大半が面陳のために使われていた。
広いスペースを持て余しているというよりも、
面陳したら売れる、もっと面陳したら売れるんじゃないか、じゃあ広い店舗が必要だな、
というような。
 
CD/DVDコーナーもあったので入ってみる。
このご時世にCDを売ってくれるのはありがたいことだが、
やはり面陳ばかりでCDだと逆に見にくい。
アーティストごとに面陳1枚とその横に縦置きの1枚だけ、というような。
徹底して売れるものだけを置くんだな。
2日の日に青森市の成田本店の2階で買った
ウルトラ・ヴァイヴで出している廉価版のジャズのCDのシリーズを3枚買った。
 
店舗を出て駅前まで歩く。
ヤマダ電機の大きな店舗。
テレ朝のスタジオ。メディアセンターという名前で、これも正方形型で大きい。
ケーズデンキにユニディ。
駅前のロータリーを挟んで商業施設のビルが西と東に。
この中にもノジマ。家電量販店がこんなにあって成り立つのだろうか?
その周りには大型のマンションが何棟も。
ここまで人工的な町並みも珍しい。
それまで田畑だったのを一気に商業施設と居住施設に変えてしまったのか。
住み心地はどうなのだろう。
割り切ってしまうと案外とても住み心地よいのか。
 
商業施設の中の居酒屋で昼を食べる。
唐揚げが売りであるようだ。
唐揚げの乗ったチキンカレーにしてみたら、見本よりも煮込んだ鶏肉が多かった。
揚げたての唐揚げもよかった。家の近くに欲しいな、こういうとこ。
「ゴクチープラス」という店。
 
遊歩道を歩き、コーチャンフォーに戻る。
最後、北海道マルシェを覗いてみた。
カルビーの「じゃがポックル」やサッポロビールの「SAPPORO CLASSIC」といったご当地もの、
他、全国のおいしいものを集めている。
ここはいいですね。
じゃがポックル」を買うためだけにまたここ来てもいいなあ、と思った。
「ユキノチカラ 白ビール」やマルちゃんの焼きそば「やきっぺ」も買った。
鮭とばとかスープカレー味の鶏皮揚げとかいろいろ迷ったなあ。
北海道の「赤いきつね」と「緑のたぬき」は鰹味を強くした別のダシなんですね。
 
コーチャンフォーを出て、近くのブックオフへ。
若葉台の大型店舗エリアの外れには蔦屋書店もあったなあ。
その外側にまだ新しい建売住宅が。
運動公園もあった。
国士舘大学の側を通った。
 
ブックオフは車では5分もかからない距離だけど駅では隣の京王永山
多摩永山店。「SUPER BAZZAR」と名をつけるだけあって
僕が見た中では一番大きなブックオフか。
丸ごとビル一棟がブックオフで4階建て。地下が駐車場。
京王永山駅とのシャトルバスまで運行していた。
これだけ広ければ品ぞろえも申し分なし。
550円コーナーも通常のコーナーも充実。
5枚買ったけど、ふるいにかけるのが大変だった。
ただし見れたのは洋楽だけ、邦楽も文庫のコーナーも今回はノータッチ。
今度電車乗り継いで一人来ようかな、と思った。
半日過ごすつもりで。
 
15時前にブックオフを出てそこからはまっすぐ帰ってくる。
稲城市なのか、この一帯はゴルフ場が多かった。
矢野口、調布、荻窪
谷原の魚屋「シュン」に寄っていく。
しかし夕方で刺身も寿司もほとんど売り切れ。
少しだけ残っていたうち、カンパチとヒラメを買った。
 
コーチャンフォーの本売り場、CD売り場はたいしたことなかったが、
北海道マルシェは捨てがたく。
近くと言えば近くのブックオフ多摩永山店は充実。
いろいろと悩ましい結果となった。