「ChatGPT」

今、何かというと「ChatGPT」が話題に上がる。
AIのチャットボット。人間と会話してるのと変わらないと。
小説も書けるんだとか。
 
興味を持った個人がいろいろ質問をして、その答えを楽しむというのが今この時点での主流か。
職場の身の回りでは、ラフに書いた文章を要約したり整えたりという
使い方を日常的にしている人がチラホラと出始めた。
言わないだけで実はもっと多いのかもしれない。
 
いかにビジネスに適用するか。
半年もしないうちに「ChatGPT」を組み込みましたという
サービスや製品が雨後の筍のように出てくるのだろう。
会話ロボットなんか大半が時代遅れになって淘汰されるのではないか。
「ChatGPT」は output だけではなく input にも使える。
後輩は、ロボットに話しかけるとき
これまで固定のキーワードを組み合わせて、そこから逸脱すると動かなかったのが
「ChatGPT」を組み込んだロボットがよりくだけた指示・命令を解釈して
自立できるようになるんじゃないかと言っていた。
 
上司とたまたまこの話題になった時、こんなことを言っていた。
RPA などの手順を覚えさせて excel などの作業を自動化が出てきたとき、
単純労働に従事している人は淘汰されるだろうという話になった。
「ChatGPT」によってより高次な、
コミュニケーションやある程度の理解力を求められる職業も淘汰されるようになる。
だから、そういった AI の影響を受けない業界が今後伸びていく。
「ChatGPT」を利用する業界ではない。
 
「ChatGPT」がすごいのではなく、その後ろにある「Transformer」という技術こそがすごいのだとか、
「ChatGPT」を後押ししている MicrosoftGoogle を超えるんじゃないか、
いや、Google はさらにその上を超えるんじゃないかとか、いろんな話を聞く。
 
高校の友人たちのとの LINE グループでも
「ChatGPT」使ってみた? という話題になった。
IT業界ではない人ほど、使ってみたくなるようだ。
IT業界にいる僕は何かが怖くなってその会話には加われなかった。
 
来るべきものが来たけど、思っていたよりも早かったな。
僕の印象としてはそんな感じ。