共感と解決のはざまで

先日の『酒のツマミになる話』
トリンドル玲奈が、男性は女性の相談事を覚えていないという話。
女性は次会った時に、この前悩んでいたことがどうなったか聞いてくれるけど、
男性は家族も友人も聞いてくることはまずないと。
 
なるほど、それはそうだと思い当たる。
『女性は共感を求め、男性は解決を求める』
この図式の最たるものだなと思った。
男性からすると、その相談事は前回の終わった会話の一部に過ぎない。
もちろん、時と場合による。
その相談事についてまた話したいのでどうしたらいいか考えてほしいと言われたら
たいていの男性は次に会った時にその話を自ら振ると思う。
解決すべき問題と認識したから。
そういうネクストアクションが示されなかったら、その時の会話で終わったものと捉える。
 
これは深い話題だな、と思う。
妻も「トリンドルと夜通し飲み語れる女子は百万人を超えるだろう」と言う。
 
そこで松本人志先生が例えばどういう話? って聞いたら
「髪短くしたいんだけど、どう思う?」
 
ずっこけ。
そりゃ、男性はまず聞いてこないよね。
というか覚えてないよね。
解決を求められてない。
 
本人は真剣なんだろうけど、いいオチがついたなと。
これ、酒を飲みながらという構図だから成り立つんですよね。
笑い話で終わらせられる。
この番組、よくできてるなーといつも思う。