先日の3日間の札幌出張の補筆。
ジンギスカンを食べたいと思いつつ、叶わず。
その時のメンバーにも寄るけど、圧倒的に海鮮が求められていた。
そういうものかな。そういうことなんだろうな。
札幌市の地下鉄は線路ではなく、車輪なのだという。
言われて実際に僕もホームの上から覗き込んでみた。
分かる人は停止する時のブレーキの音も違うと。
確かに軋むような音はないかな。
札幌独自の方式というのは他にもあって
かなり早い段階から取り組んだがゆえに後のデファクトスタンダードは予見できず、という。
しかしガラパゴスゆえに札幌市で普及したという話も聞くので
その時々のサービスにおいて何がいいのか、というのは一概に言えず。
もう一つ聞いた話。
大通公園方面からすすきのへ。
大きなニッカの広告のある交差点を渡る。
これを「三途の川を渡った」という。
引き返せなくなるから。
札幌のこのエリアはいかがわしい店も、その専門性をかなり高めた店も、
普通の飲み屋も一緒くたになっているから逆にトラブルが起きないのだという。
新宿など、細かなエリアごとにその危険性・ジャンルを分けることがトラブルのもとになっているのだと。
分かるような気がする。
札幌はモザイクのままになってそれ以上深まらない、密度が高まらない。
いや、相当にディープな店はあるのだと思う。
しかしそれは相当探さないとたどり着けずとなっていて、
素人がたまたま紛れ込んで痛い目に合う、ということは少ないのではないか。
一番怖いのは、ディープなものを提供する・受け入れる側の合意がうまく機能せず、
その周辺に巣食う詐欺業者が適当なものでごまかして、金だけふんだくろうとすること。
素人にはそれが本物なのかどうかがわからない。
最後にもう一つ。
札幌在住者から「なまら」って聞かなかったな。
やはりあの言葉は都市伝説なのかもしれない。