リアル汁講

この日はイシス編集学校の、妻が前期通った教室の汁講(オフ会)。
せっかくの機会なので僕も付いていく。
いつ以来だろう? もちろん、コロナ禍以後はリアルの集まりは自粛となった。
ネットオンリーで開催されたものにいくつか顔を出したが、やはり物足りない。
いつか僕も遠慮するようになった。
 
僕はこのリアルなオフ会が楽しくて長い間関わってきたようなものだが、
ここ数年で入ってきた人たちはそれを知らずに育っている。
それもなんだかなあと思っていたら、
僕同様昔を知る妻が呼びかけて今回開催することになった。
久々ということで勝手知ったる場所がよかろうと神保町界隈にした。
 
Good Morning Cafe で昼を食べて、
その向かいにある竹尾の見本帖本店を訪れて
一部建て替えとなる学士会館へ。
神保町の交差点に出て靖国通りを歩いてブックハウスカフェ、
戻ってきて白山通りを少し行って奥野かるた店、
アットワンダーJGと最後に PASSAGE と3階の bis!
そんな計画を妻は立てていた。
 
朝、僕は先に出て荻窪の床屋へ。
終わって神保町。
DiskUnion で中古CDを眺めてから、Good Morning Cafe へと向かう。
こういう集まりの時に、やはり Good Morning Cafe はいいですね。
2時間いて多少騒いでも、それが多少の域を出なければ何も言われない。
パスタランチなどを各自頼んで、
場合によっては僕のようにハイボールやレモンサワーを頼んで、
編集学校流に「おかしな私」で自己紹介。
紙に名前と好きなお菓子を書き、
裏返して周りの人から、その人からイメージするお菓子を書いてもらう。
ほとんどの場合、第一印象で、となる。
それを見比べて、自分が思う自分と他人が思う自分とのギャップに驚く、という。
 
今回参加された女性の方は旦那さんとまだ小さい娘2人も連れて家族で参加。
その旦那さん、娘さんも「おかしな私」で自己紹介。
姉妹は双子だったか、1歳違いか。
Good Morning Cafe の時点では着ている服で区別するしかなかったのが、
ブックハウスカフェや奥野カルタ店と回って2時間、3時間と一緒にいるうちに
活発な子、しっかりした子、少しずつ性格の違いが見えてきた。
 
ブックハウスカフェは大盛況で15時を過ぎているのにカフェに空きがない状態。
どの棚も親子連れが絵本を選んでいる。
コロナ禍に訪れてひっそりとしていたのが噓のようだった。
 
奥野かるた店は売れ残りと言っていいのか、
昔のカルタやカードゲームを割引してワゴンセールを行っていた。
僕よりもさらに年代が上のアニメ? ララベルとかダイモスとか。
 
寄り道をしているうちに時間が足りなくなってアットワンダーJGは今回は割愛。
PASSAGE へ。僕はそこでいったん離れて、棚への搬入作業。
妻たちは先に3階の bis! へ。
今日は途中から参加する方もいれば、途中でお別れという方もいて、
また、この bis! で遠方から zoom でつないで参加という方もいて。
僕が作業を終えて上がると、楽しく話し合っていた。
僕も缶ビールを買って加わった。
 
新幹線に乗って関西に帰るという方に合わせ、19時の bis! の閉店前にお開き。
結局夜まで残る人はなし、妻と2人だけで川国志へ。
餃子、麻婆豆腐、塩味の鶏肉カシューナッツ炒めを食べた。
人手不足なのか店長の陳さんが厨房で鍋をふるっていた。
僕ら夫婦に気づき、杏仁豆腐をサービスしてくれた。
 
3日間の出張の後で1日神保町を歩き回ってクタクタ。
風呂を沸かして入った。
 
何年かぶりのリアル汁講は楽しかったが、
次に会うとしたならば手軽にネットか。
『Code Name』というオンラインゲームが面白く、今度皆でやりませんか、となった。