熊本帰省(その1:宮崎シーガイアへ)

1月以後は妻の書店が始まって旅行するどころではなく、
正月は青森に帰るとして、熊本は今のうちに行っておくかとなる。
今日、金曜休んでこの3日間でという日程となった。
せっかくなら温泉宿で、人吉はどうかという話になった時、
僕は昨年宮崎でチキン南蛮を食べに行った帰りに寄ったシーガイアに泊まってみたいなと。
秘境の小さな宿も好きだけど、有名で大味な宿も好き。
那智勝浦のホテル浦島なんて、ほんと大好き)
リゾートホテルで金もかかるが、人生行けるときに行った方がいい。
この年になるといつ行けなくなるかわからない。
そんなわけで今回思い切って行ってみることにした。
 
6時起き。まだ外は暗い。
部屋の片づけをしてペットシッターさんへの準備、まんぷくを見て家を出た。
みみたに「留守番頼むよ」と声をかけると「にゃあ」と言う。
会社携帯を忘れたことに気づくが、まあいいかということにする。
 
8時台の大江戸線に乗る。
急に腹が差し込んで中井で一度下りてトイレに駆け込む。
妻には先に行かせる。
ほっとしてホームに戻り、また乗ろうとするがギュウギュウ詰め。
身動き取れず。
ようやく都庁前まで来て一息ついた。
 
モノレールでマイルが貯まるという。
妻はいつも改札を出てピッと当てて貯めてると。
僕も勧められ、空港に着いて試すが思いきやうまくいかず。
iPhone を当てるが反応しない。
ダブルクリックを求められるも、いいんだっけ?
その後メニューが表示されたので見てみたらそれが正しかった。
しかしその後いくら当てても反応せず。
よくわからないうちに後ろに人が並んで諦めた。
 
この日ボーナス。
ATMで下したかったが、出発の30分前。
まずは保安検査場に向かい、飛行機に乗り込む。
平日の午前中だから空いてるかな、と思ったがそうでもなかった。
田中啓文 『聴いたら危険!ジャズ入門』と
数日前に読み始めた澁澤龍彦『私の戦後追想』を読む。
 
10分遅れで阿蘇熊本空港に着く。
義父母に会って駐車場へ。
空港がリニューアルして駐車場が遠くなってかなり歩いた。
 
昼は義父が行こうと提案して、空港からまっすぐ、「かつ美食堂」へ。
移転して広くなってからは初めて。
僕は近くのセブンイレブンのATMでお金を下してから中に入った。
妻に代わりにオーダーを頼んでおいた。
肉めし定食のホルモン大。馬ホルモンの煮込み。
これまで義父母、妻、妻の友人たちと多くの方から熊本のおいしい店を教えてもらったけど、
僕個人としてはここがベスト。
雑味、臭味のないトロトロ、クリーミーな煮込み。
僕の食べた限りでは日本一おいしい煮込みと言ってもいい。
妻の頼んだ馬肉ネギ炒めの定食、
義母の頼んだ野菜炒め定食もうまかった。
野菜炒めは馬肉ではなく、豚肉。
かまぼこやタコも入っていた。
 
食べ終えて13時。
ここから宮崎のシーガイアへと向かう。
すぐ高速に入って、空港、御船、宇城、八代、人吉と進む。
この日は晴れ、快晴どころか雲ひとつなく太陽がまぶしいぐらい。
人吉の先のトンネルを越えて、えびの。宮崎に入る。
えびののパーキングエリアで休憩して、さらに進む。
風景が変わって山の形が変わる。
お茶畑。さらに先で大根を干していた。