2024/01/22: diskunion.net
Guns N' Roses 「Under The Covers」 \1500
2024/01/24: BOOKOFF 札幌南２条店
Rebecca Martin 「When I Was Long Ago」 \1760
Mary Lou Williams 「Nite Life」 \1210
Ralph Towner 「Solo Concert」 \1210
2024/01/26: diskunion.net
Blink-182 「Neighborhoods」 \280
Marrie Pierre 「Love Affair」 \1000
2024/01/27: DiskUnion 神保町店
S.Y.P.F. 「Pst!」 \1200
2024/01/28: TowerRecords リヴィン光が丘店
和田直カルテット＆セクステット 「ココズ・ブルース」 \1650
Concrete Blonde 「Bloodletting: 20th Anniversary Edition」 \2490
Electronic 「Twisted Tenderness」 \693
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Guns N' Roses 「Under The Covers」
先日、「Under The Covers」というシリーズについて書いた。
海賊盤なんだけど、そのアーティストがライヴでカバーした曲を集めていてなかなかいい。
このときは Nirvana で書いた。
前から持っていたプリンスやマドンナもよかったが、
最近入手できたフランク・ザッパもなかなかだった。
（ザッパのライヴ音源はそれこそ湯水の如くリリースされているのに、
一つとして同じものがない、どれもまるっきり異なるという面白さが
このシリーズとうまくかみ合っていた）
あともう一枚どうしても手に入れたかったのが、Guns N' Roses ので、
amazon では中古が１万越えだった。
しばらく待っていたら DiskUnion に出てきて、1,500円だった。
この Guns 'N Roses のは、ゲストと一緒に歌っているのが多いというのが面白い。
”Come Together” をブルース・スプリングスティーンと。
”Always On The Run” をレニー・クラヴィッツと。
”Free Fallin'” をトム・ペティと。
”Train Kept A-Rollin'” を Aerosmith と。
ゲストも気楽に歌っている。
彼らがいかに先輩たちから愛されているかがよくわかる。
正直、音はよくない。かなり音質にばらつきがある。
伸びたテープのような音もある。
急に左右のチャンネルの音が途切れて復活というのもよくある。
しかしそれを受け入れるなら、かなり楽しめると思う。
こういったロックの大御所たちとロックの名曲を演っているのを聞いて、
彼らこそがロックの理想形なんだなと今更ながら思った。
向こう見ずな Bad Boy's Rock に勝るものなし。
そこに先達のロックへの深い愛情と知識が加わったら向かうところ敵なし。
何が違うって、彼らのアルバムは説得力や迫力が違うんだよな。
タフな音で当たり前というか。
２枚組の「Use Your Illusion」が1991年で僕は高校２年生だった。
高校の友人から借りてテープにダビングした。
単なる２枚組ではなく、
１枚ずつ分けて別々のアルバムとして発売するというのが当時珍しかった印象がある。
前にも何度か書いたことだが、サマソニで Guns N' Roses を見たことがある。
2002年。土曜に出社して仕事をしていたら後輩が、サマソニ行きませんかと。
（昔はいろんなことがゆるかった）
はるばる幕張に行って、当日券で入場できた。
後輩は Hanoi Rocks を見るからとそこで別れて、
僕はスタジアムでラス前の Weezer とオーラスの Guns N' Roses を見た。
見たというかなんというか。
ヴォーカルのアクセル・ローズの機嫌が悪いのか、１時間以上出てこなかった。
何か床に問題があったのか、モップを持った人が何度も出てきて
天井を見上げて照明を確認しながら床を拭いた。
あれはなんだったのか。
2002年にはスラッシュもダフ・マッケイガンも既にメンバーではなく、
その代わりにバケットヘッドがいた。
彼が歌うコーナーもあったように思う。
ロボットのおもちゃを高く掲げて空を飛ばせながら。
なんかもうその印象しかない。
どの曲をやったのかも覚えていない。知らない曲が多かったように思う。
ステージの前の方で見ていたらかなりもみくちゃになって、サンダルが脱げてしまって裸足で見ていた。
終わってからステージ前にできたゴミの山のなかから探して、履いて帰った。
「Use Your Illusion」まではよかったのになあ。
黄金メンバーでロック界の若き絶対的王者だったのになあ。
どうしてこんなことになってしまったんだろ。
そのことを考えながら家路に着いた。
