自由が丘で飲む

昨晩、こたつから出て寝ようとしたら、靴下にカリカリがくっついていた。
なぜ? と思ってこたつの中を見るとカリカリが20粒ほど散らばっている。
吐いたというのではなく、適度に湿り気を帯びている。
もしかしてこういうことではないか。
皿から口移しでここに運んだ。
カリカリが足りないニャ。もっと食べたいニャ」
「ここでカリカリを育てるニャ。あったかいニャ」
狩猟から農耕へ。
もしかして、みみたは進化の階段を急激に駆け上がっているのかもしれない。
 
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土曜なので自由が丘の店へ。
夜は編集学校の友人たちと飲むことになっていて車ではなく、電車。
妻が先に出て、洗濯物を干したのちに僕も。
 
11時半過ぎに着いて、先に昼を食べる。
先週開店時間が合わずで食べられなかった駅裏の商店街の「豆点」へ。
カウンター席はほぼ満席。ボックス席で瓶ビールを飲んでる人たちもいた。
手練れ感あふれる年配の男性二人が手際よく次から次に料理をつくっていく。
僕は広東麺。ホタテやイカうずらの卵。いろんな具材が入っていておいしい。
後から隣に座った若者も広東麺だった。
いろいろ組み合わせで来そうな丼物と麺類のセット、チャーハンと麺類のセットも気が利いてる。
来週また来よう。
 
午後はずっと店番。
妻の店の場所に昨年入っていた方が来店、隣の店の娘さんが来店など。
隣の隣の店の旦那さんも現れて、車の中でCDを聞くかという話に。
ドライブ中に聞くCDでなんかおすすめありますか?
というのでジミー・ウェブとダン・ペンの2枚を渡したらどちらも買ってくれた。
 
ラベル印刷、挟み込みの作業を終えて休憩。ブックオフへ。
夕方、編集学校の友人が2人店に来てくれて話していたら
もう1グループ編集学校の方たちが。
花伝所を終えて、次の離に行く人たちの集まりを近くで行って、立ち寄ったとのこと。
ありがたいことに皆、『何者からかの手紙』に興味を持って買ってくれる。
本も何冊か売れた。 
 
店を終えて4人で飲みに行く。店を閉める都合上、妻が遅れて合流。
駅の反対側、飲食店の連なる通りにあった「浜まち」という店。
大将が深浦出身とのことで青森の食材を使った料理がいくつか。
青森県ごぼうの唐揚げ、八戸産鯖の燻製と春菊のサラダなど。
蓬田村の卵を使った料理もあったなあ。
青森の酒も豊富。田酒も珍しいのがあって「うすにごり」を飲んだ。
 
編集学校のこと、店を開くということ、会社を休む・辞めるということ、
いろんな話題が尽きずにもう一軒となって23時過ぎの閉店まで。
楽しいひと時となった。