先週買ったCD #191:2024/06/24-2024/06/30

2024/06/25: www.amazon.co.jp
Peter Case 「Flying Saucer Blues」 \731
 
2024/06/27: diskunion.net
Sheena & The Rokkets 「#1 Special Edition」 \6365
 
2024/06/28: メルカリ
Mats Gustafsson / Sonic Youth 「Hidros 3」 \300
 
2024/06/29: DiskUnion 大阪店
Grace Vanderwaal 「Letters Volume 1」 \780
Stone Alliance 「Stone Alliance」 \1200
Francoise Hardy 「Gin Tonic」 \880
Chicago 「Chicago 25 The Christmas Album」 \1100
(Soundtracks) 「Vivre Por Vivre」 \1500
Zoot Money's Big Roll Band 「Zoot!」 \580
Francoise De Roubaix 「La Meilleure Collection de Francoise De Roubaix 1」 \1100
Benny More con Perez Prado 「El Gran Encuentro」 \1900
Richard Groove Holmes 「Legends Of Acid Jazz」 \1100
Beau Brummels 「Triangle」 \702
The Chi-Lites 「A Letter To Myself」 \1170
The Heptones 「Unreleased Night Food & Rare Black Ark Sessions」 \2115
Fairuz 「At The Royal Festival Hall London」 \882
Cortijo Y Su Combo con Ismael Rivera 「En New York」 \1980
(Soundtracks) 「Ennio Morricone」 \1935
Kui Lee 「The Extraordinary Kui Lee」 \990
(V.A. Go Cinema Reels) 「Screaming A Go Go」 \990
Elza Soares 「Elza Soares」 \990
 
2024/06/29: BOOKOFF なんば戎橋天店
The Nihilist Spasm Band 「Vol.2」 \990
Sahara Hot Nights 「Kiss & Tell」 \623
 
2024/06/29: BOOKOFF 大阪心斎橋店
The Sandals 「The Endless Summer」 \693
Bunny Wailer 「Time Will Tell -A Tribute To Bob Marley」 \792
※割引100円
 
2024/06/30: www.amazon.co.jp
The Spiders 「Movie Collection」 \2182
 
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Sheena & The Rokkets 「#1 Special Edition」
 
恥ずかしながら、Sheena & The Rokkets
昨年、1979年のデモを出していたことを知らずにいた。
新品はタワレコHMVにはないようで、慌てて Amazon で新品を買った。
『月刊鮎川誠』の第4集がおまけに付いていたのでよかった。
『AYU RECORDS』から出ていて、鮎川誠の自主レーベルなんだろうな。
 
ここから幻のデビュー作「#1」も再発されていた。
もちろん買わねばなるまい。
1枚ものと、MONO MIX と秘蔵音源集を追加した3枚ものとがあって、
当然後者を。
(申し訳ないが、DiskUnion で中古で見つけたのでそちらにしてしまった)
こちらにも『月刊鮎川誠』の第5集が付属していた。
 
「#1」についてAmazon などの商品説明を見ると、初のCD化とある。
オフィシャルとして、ということか。
僕も探し回って、5,000円ぐらいで昔出た中古を買った。
Vivid Sound から出ていたので海賊盤ということだったのかな。
持ってるのが自慢だったけど、オフィシャルには敵わない。
 
土日に大阪へ、1泊2日の旅行に出かけた。
梅田の DiskUnion と心斎橋・なんばのブックオフを回るだけの旅。
モノレールや飛行機の中はストーンズの解説などで知られる越谷政義による
『ジャパニーズ・ロック・インタビュー集』を読んでいた。
ミッキー・カーティス、ムッシュかまやつ、エディ藩……
やはり鮎川誠が面白いかった。
久留米の田舎で育って、ビートルズに出会って、ギターを始めて。
ちうちう言ってて語り口が一人だけ違う。器の大きさも次元が違う。
(しかも九大に合格していたのだという。知らなかった)
ファンが大勢待ち構える羽田を避けるため、
ビートルズが福岡の空港に極秘に降り立つというデマを信じて
友人たちとバイクで行ったとかいい話ばかりだった。
 
伊丹空港に着いて、さっそく「#1」を聞く。
日本一のガレージロック。
何も足さない、何も引かない。ピュアで、何の混ざりけもない。
短い曲が矢継ぎ早に続いて、あっという間に終わってしまう。
やはり、最高。
 
続けて、MONO MIX の方を。
ステレオがモノになっただけ? 全然違う。
勢いもパワーも5割増し。
いくつかの曲はテイクが違うみたいだけど、いや、やはりミックスが違うのだろう。
モノラル信仰ではないが、こちらの方が断然いい。びっくりした。
 
秘蔵音源集は鮎川誠が YMO とやった1979年の
”Satisfaction” や ”Day Tripper” など。
悪いわけがない。
”Satisfaction” はストーンズの、というよりもストーンズをカバーした DEVO の。
それをささくれだったガレージロックで。
細野晴臣高橋幸宏も楽しかったんじゃないかな。
 
「1979 Demo」は定番の ”The Batman Theme” から始まる。
のっけからハイテンションで荒い演奏が。
これが生シナロケか!
デモなのでそれなりの音源もあるけど、
鼻歌で軽くとかギターを適当に、なんてのは一曲もなく
どんな演奏も全力疾走。
代表曲 "You May Dream" の原曲や
今も何かの CM で使われていた ”Lemon Tea” なども。